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2008/8/2 近き祖先と遠き祖先
昨秋に亡くなった祖母の初盆がありました。
一周忌は、9月上旬に行われる予定ですが
祖母の初盆ということなので、一族で曾祖母の家に集まりました。

また、並行して進められたのが、曽祖父の33回忌。
曾祖母は今年で96歳と、8回目の周り年になるのですが
そこまで生きてきた、そして僕らの曾孫の成長を見届けてきた
曾祖母に敬意のようなものを感じると同時に
僕らにとっては『幻想』ともいえそうな存在でもあるけど
確かに『現実』に存在した曽祖父に思いを馳せました。
(僕はその曽祖父に若干似ているところがあるそうですが、はてさて)

近い祖先と遠い祖先、どちらを取っても僕にとって大切なことには代わりはありません。
お坊さんが念仏を唱えている間に
幼稚園児、小学生だった頃の自分を思い出しました。
それから何を思い出していたかというと、僕を可愛がってくれた祖母のことです。
害虫のような糞餓鬼だった僕を、嫌な顔一つせず
そればかりか愛情と笑顔を以って接してくれた祖母・・・
僕は、こういうことを考えても涙を流したりしない、ある意味では冷めた男のようですが
それでも、響き渡るのは祖母への感謝の心。

朝9時半頃にお坊さんの説法が終わった後も
夕方の4時、5時頃まで仲良くご飯を食べたり喋ったりするのが
うちの一族の良いところだと思います。
僕も叔母と話したりしていました。

親戚一族に恵まれたのは、僕の大きな幸運の一つだと思う。なんとありがたいことか。
祖母と同時に、僕が小3の頃に亡くなった、祖母の伴侶である祖父のことも思い出します。
PCゲームが好きで、英語に堪能だった祖父でした。そして、大きかった・・・。
馬鹿餓鬼の僕を、9年でここまで受け入れてくれました。

残された世代、そして残された僕について、考えを馳せました。


今日の(・∀・)イイ!こと
曾祖母からハンカチを頂いたこと
by sannkaku-shikaku | 2008-08-02 23:47 | 未分類
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