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2007/6/22 善悪に囚われて
サークルの仕事をこなしている際の雑談にて
たまたま僕の子供の頃の話をしました。

幼稚園の年中くらいに物心がつき、
この頃から善悪二元論のような概念が心を大きく支配し始めました。
例えば「カチカチ山」のウサギが絶対善、タヌキが絶対悪に見えました。

これが徐々に昇華していったのでしょう・・・
小学校の頃の僕は
月~金と平日は毎日習い事。
異常なまでに徹底された善悪二元論の思考で凝り固まっていた
その上に自分の正義を振りかざしたがる
今から思えばそれはそれはおぞましいガキでした。
脳みそカチカチ。
叩けばカーンという音がしそうなくらいだったかもしれません。
学校での「お勉強」だけはできましたのぅ。
もしかしたらその面影は残っているかもしれない・・・。
雀100まで踊り忘れず、というやつです。
一生かけて戦っていかねばならないかもしれません。

そんな僕のくだらない善悪二元論を取っ払ってくれた
中学時代の友達とのある事件は、今でも忘れられない契機です。
あのことが多角的にものを見ることが出来る契機をくれた。
このBlogの基本概念の、土台の思考とも言えるかもしれません。

善悪に関しては、今まではスイッチのON/OFFのように
2パターンでしか考えられませんでしたが、
それが車のギアのように、より多彩なレベルで考えられるようになりました。
分析的にも物が見れるようになって、本当によかった。

もし今でもスイッチでしかものが考えられなかったら・・・
それを思うと、ゾッとします。

おぞましいガキはそのままおぞましい大人へと成長し
いつしか仲間は次々と消え、僕個人はますます歪んでいき
人生の闇へと消滅していっていたかもしれません。

さすれば、高校でもきっと友達はできなかったし、
今の大学での学部・サークルの友達もきっとできなかったでしょう。

二択で答えるより
多彩に答えたい


今日の(・∀・)イイ!こと
自分の心の曇りが少し晴れたこと。ありがとう
by sannkaku-shikaku | 2007-06-22 23:33 | 未分類
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