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2016/1/31 Mentality Black Ops
今回はちょいちょいと、ヘビーなこともホイホイ書いてるかも…


発達障害の診断を受けて4年が経ちました。
2012年は診断を受け、それから支援を受け始めましたが
その当時はまだ自分自身のことに精いっぱいで、
他の障害、特に自分と密接にかかわるものでは
精神障害のことについてあまり知る余裕がありませんでした。


偏見を煽るつもりは無いのですが、
実はこの精神障害のうち、重篤なレベルに達しており、
なおかつ自分の障害ときちんと向き合えていない人が
自分にかなり依存してきた挙句に、
ひどい言動をぶつけてきたりしたこともありました。

実際にぶつけられたその言葉は
言葉を真に受けてしまいやすい自分にとっては
全身が血まみれ傷だらけになるくらいひどいもので、
1~2年にわたるトラウマに苦しめられたような
発言も多々、ありました。
医師の診断を受けたわけではないのですが、
PTSDに該当する症状になったこともあります。


……ここで強調したいのは、
あくまでも、『向き合えていない人』がそうなるということです。
どんなにいい評判のあるクリニックに行こうが
結局は当人でどうにかしたいという意思を持つことも必要。

発達障害でも、障害のことを認めず、向き合わない人だと、
特性のマイナス部分を垂れ流しまくり、
周囲に迷惑をかけたり、不快にさせたり、傷つけたり…
そのレベルが非常に強くなる人も、残念ながら多くいます。

これは自覚がまだ無い人の場合もそうなのですが、
その場合は、自覚を持って向き合うようになると
本人と周囲の人との人間関係が改善していく、
長い目で見た場合の人生の豊かさに繋がることもあり
ある意味本当の『治癒』となることもあります。
(なお、特性や障害そのものが消えるわけではないので
 『完治』を目指そうとすることは絶対にNG。)

向き合うことは、楽なことばかりではありませんが、
向き合わないと、それだけ『治癒』からも、離れて行く。


話がそれましたが、今日は図書館にて
『境界性パーソナリティ障害』のガイド本のようなものがあったので
改めて読みました。
同じようなスタイルの本で、
僕が該当する『アスペルガー症候群』の本を読んだことはありましたが
精神障害のものは初めて読みました。

前述のPTSDの原因になった人が、
鬱病だけではなく、この手のパーソナリティ障害を
持っていた可能性が高い…と2年前に支援機関の人から聞いていて、
それからも独自でパーソナリティ障害のことを調べることがありました。

ですがこの手の本だと、やはり
症例、問題、そして治療、良い方向に向けて…といったことが
かなりまとめて&分かりやすく書かれているので
本当に頭に入って来やすいです。
絵もあるし、どぎつい絵のタッチじゃないので、
イメージも非常にしやすいです。
自分も絵による視覚認知がしやすい特性(アスペルガー由来)が
かなりあるみたいなので本当に分かりやすい。


ここ数年、長年友人・仲間と信じてきた人間たちの
著しい心の歪みに気づき、苦しめられることも多かった。

自分が障害と向き合い、真っ当になり、
希望に向かって行けばいこうとするほど、
ゾンビのように俺に追いかけてきて
俺を精神病理の地獄に引きずり込もうとするような……
自分はそれらに引きずり込まれやすいらしい、から
様々な支援に助けを求めた。生き延びた。


そんな人たちもまた、僕と似たような人たちでした。
過去に強い恐怖や悩みに晒されて

繊細な部分もある人たちでした。
虐げられた経験がある人も少なくなかったようです。


『もしあなたが向き合うことが恥ずかしいというのなら、
 病気のことを知らずに、
 人に負のヘドロを垂れ流し続けることが
 恥ずかしいということを知った方がいいだろう。
 今から向き合えたなら、あなたはその瞬間から勇者。』

そんなことも伝えたいかな……。
自分の心の傷もまた、癒しつつ。


今日のいいこと:
まだ売れ残っていたクリスマス仕様の缶ビールが
とてもおいしかったこと

by sannkaku-shikaku | 2016-01-31 23:43 | 葛藤
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