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2015/2/1 また、殺されるのか
※この記事は、メディア・ニュースに関する内容を含んでいます。
  読まれる際は、ご注意ください。



湯川さん、後藤さん。


ご冥福をお祈り申し上げます。

あの『ガチムチパンツレスリング』のビリー兄貴も、米国人ながら、
今回の日本人二人が、ISISに殺害されたことにはショックだったようです。
ビリーさんも、アメリカの人が殺されたりして、辛いだろうに。。。


かつてイラクでも捕まって、
実際に殺害されてしまった人、捕まったけど無事助かった人に対する
『自己責任論』が騒がれていますが……
国民を助けようと動くこともまた、ある意味では『普通の国家』が行うべきことです。
軍事介入、としては集団的自衛権が土台になる可能性も出てきていますが
アメリカの場合、軍事作戦に頼らざるを得なくなっている部分もあり
結果的に人質も殺害される、ということも起こってしまっているようです。
せめて、今回のような残念な結果=人質が殺されてしまった、という結果だけは
繰り返さないで頂くようにするしか……。


特に後藤さんの方は、気付けばマスコミであまり報道されなくなっていたり、
普段、現在の日本で生活していたら縁のない世界、
銃弾やミサイルが毎日飛んでこない世界について
自分なりに伝えようと命を懸けていたのと違うかな、と思います。
僕が普段の日常のこと、よくブログに書いてますが
その平和の裏側にある世界を知ることも、平和への思いを深めることも
また大切なことです…。

ジャーナリストとしての後藤さんの功績を、
一昨年シリアで銃撃戦に巻き込まれ死亡した、
山本美香さんみたいに、もしくはそれ以上に
紹介してくれたらよかったのになあ、とも思います。

山本さんの本はあれから間もなく、少し書店で立ち読みしましたが、
チャイルドソルジャーの話が非常に衝撃的でした……
恐ろしくも、目を背けてはならない現実。
そして、いつか、少しでも早く世界から永遠に消えてほしい現実。

今は、ベレー帽でおなじみの渡辺陽一さんも、あちらで命をかけているようです。
渡辺さんは今のように有名になる前はイラクにも行っていましたし
昨年からはウクライナにも行っていたようですが…すごい仕事です。
氏も、もしかしたらつかまるかもしれない。
死を目前に迫られた人間にしかわからない恐怖感もあるのでしょう。


後藤さんのお母様のこともありましたが、
『健二を助けて下さい。あの子は良い子なんです』コメントばかり取り上げられ、
それに対し、"迷惑かけてごめんなさいと言わんのか―!"という大声も聞かれます。
しかし、実際に自分の息子が殺されるかもしれない、
しかも殺される可能性は非常に高い、となれば
辛うじて理性を保ち、自分の息子のことしか考えられなくなる、
ある意味一種の視野狭窄みたいなものですが、それも仕方ないのではないでしょうか…?
あの田母神さんも、その辺りは頭と心に入らなかったようですねぇ……。

このお母様も、名前と顔が知れ渡ってしまいましたし、
恐ろしいかな、あちこちから心無い攻撃を受け、
うつ病になったり、最悪の場合自殺にまで至る可能性もあります…。
僕は一人の個人としては、それが心配です。

責めたくてたまらない人たちは、
後藤さんのお母様が自殺したら
『目★標★達★成』みたいな気持ちにでもなるんでしょうか。
それじゃあ、攻撃性や邪悪さという意味では、
ISISと変わらなくなってるじゃないか…?008.gif


後藤さんの方が情報が多かったので、後藤さんに関わる話が多くなりました。
日本も、軍事力だけではなく、外交力やしたたかさを持つ、
そして、健全な国=国民を助けられる国、という意識もまた
もっと醸成していく必要もあるように思いました。


色んな情報飛び交いまくってますし、
ここから集団的自衛権とかが具体的にどうなってしまうのか、といった話もあります。
スペイン、イタリア、フランスなどが成功したような、
うまく交渉して(ヨルダンではなくトルコからのルートを使って)、自国民を救出する、
強硬路線の米英とは違う路線を考えられなかったと言った話もあります。

とりあえず一つは間違いなく明らかなのは
マジでないわー、と思う次第…… どこにそんな事実が??
これじゃあイラクに大量破壊兵器あるぞーと信じて、爆弾おとしまくって
何万人もの罪無き人を殺したあの時のアメリカ政府とほとんど変わらないぜ…。


まずは、平和に生きれることの感謝を↓


今日の(・∀・)イイ!こと
ゲーム(東方紅輝心)の隠しステージをクリアできたこと。
こっちの目☆標☆達☆成でキモがられることは、ほとんどないでしょう。

by sannkaku-shikaku | 2015-02-02 22:39 | 政治・メディア
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