2013/7/19 救世主気取りはほどほどに……?
我慢の限界、もう超えそう。
この電脳の空間に、残すことを決めた。
それは、自分ひとりの中に押し込めないようにするためだ。



ある発達障害者の人が、ある本を出している。
僕はその著書を持っていて、その著者の人も少し知っているのだが
気掛かりな点がずっとあるのだ。

その人は、SNSでしばしば
『●●の本屋/図書館で自分の著書があります。』
『発達障害について知りたいならご一読ください』
『こうすればうまくいく、と知りたいならご一読ください』
と、しばしば自著を"宣伝"している。
『発達障害を理解したいなら僕の本がいい』
ともとれるような内容のつぶやきを、頻繁にしている。


発達障害についての啓蒙活動の末、理解が広がっていくのは
もちろん僕にとってはありがたいことなのだが……

だが、僕はこの"宣伝"には素直に喜べないでいるのである。
何か引っかかるのかというと、
どうもこの人の発達障害の特性や、この人の生き方が
さも、" 全 て の "発達障害者に当てはまるような
そんな書き方をしていることだ。


発達障害者がいるだけ、その特性の現れは千差万別であり、
人によって現れる特性・現れない特性も様々である。だから、
『自分の特性は、全ての発達障害者に当てはまる』というような
"誤解"を広めてしまうことは、非常に危険だと感じる。

僕がこのブログのトップに書いているように
『また、当ブログで私の障害特性についてたびたび記述がありますが
私の持つ特性が、全ての発達障害者の方に当てはまることはありません』
なのである。


僕がもし、自分の体験談を書いた本を出すとしても
発達障害について基本のキを知るための本を薦める、ということであれば
よく分かる 大人の発達障害』などの本を薦めるだろう。

自分の体験談を、発達障害全般を客観的に書いた本のように薦めることは
僕はどうも納得がいかない。
それならせめて、自分に合致する特性が、
全ての発達障害の人に合致しないことを書いてほしいものだ。

なお、『こうすればうまくいく』と著者は主張しているが、
そこに書かれている内容も、実体験性に乏しく、
本当にそれで、まず著者自身が幸せになれているか
とても疑わしい内容も多い。
あまりにも、憶測に基づきすぎている記述も結構散見され、
これで本当に発達障害者の『救い』となるのか?大きな疑問を持ってしまう。
むしろ、読んでも疲れるか、胸糞が悪くなるだけかもしれない。

(僕の場合ですら、僕の得意分野・苦手分野など、
 診断や職業訓練でデータ上まとめられたもや、上司、同僚、友人の声を
 掲示しつつ、自分を説明していくだろうがなあ……。)


SNS上の著者のつぶやきと照らし合わせても、大きな疑問符が浮かぶ。
実際、この著者は『うまくいってない』ことをSNSでつぶやくことの方が多い。
正直と言えば、正直でいいのだが……。

自分がうまくいっていないのに、
『私の本の通りにすればうまくいく』と喧伝することは
まるでサブプライムローンを売りつけたイカれた金融マンみたいで
僕はとても大きな違和感を覚える。

そんなことをしていて、本当に、一発達障害者として、一人間として、
本当に満たされた人生が送れるのか……?

少なくとも、俺はそんな自分にウソついて人を救って名声を得ようなんて
そんなのもうイヤだよ。


僕がイラついている時に、本当にこう感じたこともあるほどだ↓

『なんだぁ?
 生活に困ってるからって、少しでも印税を稼ぎたいってことか?
 ……それで、本当に発達障害者の人たちを救えるかぁ!!!!』


単にレトリックの問題であればいいのだが、
もうずっとこのような『宣伝』を僕は見てきており、
いい加減うんざりしてきたので書かせて頂いた。


ああ、俺はまた、再び『修羅』とならねばならない日が来るのかな。


今日の(・∀・)イイ!こと
夢の中に大好きなサッカー選手が出てきたこと
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by sannkaku-shikaku | 2013-07-20 23:21 | 発達障害 | Comments(0)
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