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2012/10/5 築き、守り通すもの
※今回の記事は、一部若干残酷な表現が含まれています。
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23歳最後の日、街を歩きながら、自分は考え事をしていた。

自分の中の残酷な心を、今のどのように向けているか、
それを詩に表してみた。

ミリタリー系のゲーム等に多分に影響されている部分もあるが
やはり自分は、いろんな人を見ていて考えたとき
自分の中の品性、知性、倫理観を守るために、
まだ闘いを捨てきれない、と確信するこのごろである。
そして、考え事をしている自分も、これが自分なんだと思える。


僕のことを『まるで哲学者のようだ』と賞してくれた友人がいる。
さて、今の自分の闘いに、どれほど『哲学』はあるか……?


今日の(・∀・)イイ!こと
夕飯に想像以上においしいものを食べれたこと



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こう見えてオイラという生き物は

砲弾やらミサイルやらレーザーやら飛び交う

哀しい血だらけの闘争の世界を

このベッタリと血と硝煙と泥にまみれた

銃やらナイフやら振り回して生きてきたのさ

傷つけなくていいものも ずいぶん傷つけてきたものだ

今もその罪深き十字架がうずいてる


その先にようやく この愛機たちを必要以上に汚すことなく

そして哀しい血だらけの闘争の世界を終わらせるには どうするか

やっと やっとオイラは見つけて 動くことができたのさ

そして今かつての血だらけの闘争の世界は

今ではその凄惨さを物語る博物館の世界となり

更に美しい草花も平和を奏で始めているというわけさ

ああ 俺はどうせ死ぬのなら

戦争のために戦争するのではなく

この美しい光景と平和を守り通して 

一握りの感謝の気持ちと優しさと 一緒に死にたい


だから

中途半端な知識や醜い虚栄や偏見で

また哀しい戦争を生む種をオイラに植えつけるなら

臆病なオイラは

その絶望は 火炎放射器で焼き払ってやるだろう

その諦めは マシンガンで蜂の巣にしてやるだろう

その偏見は ミサイルで吹き飛ばしてやるだろう

その臆病に そっと近づいてナイフで仕留めるだろう

オイラを汚される 美しい友を汚されるその前に

善に見えるその悪を 原子のチリにしてやるだろう

赤黒い血の涙を流しながら


植えつけて回っている その闘争のバカらしさを

骨の髄まで 魂の奥底にまで 教え込むために

人が 大自然が 築いてきた美しいものを 守り通すために ね


さて 何を築きたい?

血みどろの闘争の世界か、それとも、美しい平和の世界か?


このオイラでも どっちを取るかはもう決めてるがね

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by sannkaku-shikaku | 2012-10-05 23:00 | 詩文形式
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