2011/9/13 Could I regain "Human" mind?
会社の関係で、久々に落語を拝見させて頂きました。

とはいえ、今まで僕が見てきた落語というのは
大学の友達がやっている、アマチュアの落語でした。
(もちろん、それでも日ごろの稽古の賜物ですので
 非常にレベルの高いものでした。今から思い返してもすごかったなあ…)

今日拝見したのは、その芸を極めた『プロ』の落語です。

中入りで笑わせて頂き、始まった落語は
戦時中の、特攻隊をめぐる悲喜劇を落語で表現したものでした。
やがて特攻隊に入ることになる若者たちをねぎらった
食堂のおばちゃんのお話でした。

ゲラゲラ笑えるシーンは出てきませんでした。
しかし、なんといいますか…
食堂のおばちゃん自身が無私な愛情こめて
少年たちにおいしいものを食べさせてあげる、そしてそれを心から喜んでいる、
その純粋さ、暖かさに、胸がキューッとしめつけられる思いでした。

しかし、お察しの通り、その少年たちは
やがて特攻隊に入り、その命を散らします。
そして日本は敗戦を迎えます…

この食堂のおばちゃんを、死んでいった人たちが
どういう思いで、何を感じて、生きて、行動してきたのかを思うと
体が釘付けになりました。
手足を思うように動かすことができないような感覚になりました。
こんなお話を落語で表現できるすごさよりも
そっちの感覚の方が覚えています。

私事ですが、今日、仕事で重大なミスをしていたことが発覚し
他にも細かいミスをぽろぽろと連発してしまったのですが、
日々の営みの中、あるいは自分が目標に突き進む中
どこかで忘れてしまうそうになるものを思い出させてもらえるチャンスに
寄寓にもここで出会えたのかもしれません。

それは、大学の頃、自意識を貪り、その闇と向き合うことなく
のんきに落語を聞いていたあの頃とは全く違う感覚でした。

僕、少しは『人間らしい』心を再生できているのかなあ。


今日の(・∀・)イイ!こと
昼休み、あちこちをブラブラして帰ってきたら飴玉が置いてあったこと
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by sannkaku-shikaku | 2011-09-13 23:16 | 未分類 | Comments(0)
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