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2011/6/7 Straight Way
♪鏡なんだ 僕ら互いに それぞれのカルマを映すための
 汚れた手と手で触り合って 形が分かる
 (BUMP OF CHICKEN:『カルマ』)

♪言葉はいつでも僕を傷つけてばかり
 だけど救ってくれるのも いつも言葉だったよ
 (ガガガSP:『はじめて君としゃべった』)


去年末に、ある人に対して思うところがあって
半ば清水の舞台から飛び降りる覚悟で、
自分の思うところをはっきり言わせて頂いたことがありました。
本意ではありませんでしたが、厳しい言葉も、織り交ぜました…( ´-`)

当時の僕は、その人の言葉からある種の『毒気』を感じていました。
たとえば、その人がアドバイスとして僕に言った言葉がありました。
しかし、僕にとってはなぜかそれがすごく重く暗く辛い言葉に感じることが多々ありました。
『自分がどこか傲慢なのかな…』と思い直しても思い直しても
心の中で違和感は消えませんでした。
別段僕に対して言った言葉じゃなくても、『毒気』を感じることがあったからです。

自分としては、そのような『甘え』に聞こえる僕の考えを吐露することで
その人と縁が切れてしまうような悲劇を恐れていました。

しかし僕は
『でも、これ以上我慢し続けたところで多分お互いロクなことがない、
ならば、一度行動に出てみた方がベストなのではないか…?』
と判断し、イチかバチかの賭けに、メールでメッセージを送りました。
僕の思ったこと、僕の信念の『押し付け』にならないように気をつけつつ…。

その結果、縁が切れることが無かったばかりか
真摯な謝罪を頂いたのと、非常に冷静にご自分のお考えを示して下さいました。
ご自身の振り返りも、客観的で冷静そのものでした。
(正直、今の自分でもここまでの振り返りができるだろうか…?)

その中でその人は、自分の言うことは『言い訳』だ、と仰っていましたが
僕は言い訳だなんて全く思いませんでした。
自分の意見で相手を制圧するのが目的ではありません。
自分の意見ははっきり言うものの、一番目指したい目標はその人とのより良い関係。
相手を否定し、無視して、諦観したところで何も意味がありませんでした。

もしそこで僕が一切聞く耳を持たず
『あーあー言い訳しちゃってwww』とか『だらしねぇヤロウだな!』とか思ってたら
きっとその人との復縁はありえなかったでしょう。

もうひとつ、その時に印象的だった言葉があります。
『(今回の僕の言葉は)確かに痛いです。袈裟切られた気分です。』
今日ふと、この『袈裟切られた』の意味を考えてみました。

僕自身、この人には『ストレートに』意見を伝えた訳なのですが…。
もしこれが、ネチネチとしたその人の誹謗中傷に終始していたらどうなっていたか。
僕のほうこそ毒まみれの言葉になっていたら、その人はどうなっていたのか。
『袈裟切られた』ではなく、『毒の塗られたナイフで切られた』感覚なら…。
これまた復縁などありえなかったでしょうし、
お互いに胸に痛みをもって生きることになっていたでしょう。
放射能のようなわだかまりを残して、哀しい結末のジ・エンド。

さて、この事柄については、『雨降って地固まる』な終わり方になったように思います。
先に申し上げたように、その人からとても真摯なお返事があったのはもちろんのこと。
最近もその人からの言葉を受け取ることがありましたが
恐れながら申し上げますと、かつての『毒気』がうそのように思えるほど。
その人の良い所がひしひしと伝わってくる文章m(_*)m
本来のこの人の魅力だった部分が、更に光り始めたような…。

そういえばこの人、一度じっくりお会いしましょうと仰っていたこともあったっけ。
僕自身も就職して、一人暮らしはじめて、少しずつ歩む中で…
僕のちょっとはマシになったかもしれない姿を見せることが出来たら、
今はこの人と楽しく呑みにいけたりできそうな、そんな気持ちですm(_)m

人間、誰しも思い込みがあるものですが
それはお互いがまっすぐに話し合うことで、
良い方向にも転ずる可能性は十分にあることを痛感した事件(?)でした。
『どうせ相手は思い込んでるんだろ。話し合っても無駄だ』と言って逃げるのは
結局、それもそれで『思い込み』のひとつだったりする…などと考えるこの頃です。


『話せば分かる!』(犬養毅)


今日の(・∀・)イイ!こと
前からスーパーで買いたかったものが半額だったこと。即買。
by sannkaku-shikaku | 2011-06-07 23:50 | 未分類
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