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2009/10/27 成長する文章
秋学期が始まり一ヶ月以上が経過。
ペースもそこそこ戻ってきたものの、まだまだ整っていない部分もある状態。
最近妙にしっくりくるように思えてきたのは
先週くらいに、しばらくご無沙汰していた大学の図書館に開架図書コーナーに
再び足を踏み入れてからのようです。
小難しい本だけではなく、手ごろに読める文庫本や新書もいっぱいで
僕の活字コンプレックスを完膚なきまで叩きのめしてくれた大好きな図書館です。

このブログも、僕の『文章力』が現れる場としてあると思いますが
その文章力の向上にも、この図書館は影響していると思います。
就職の本ばっかり、つまるところ一つのジャンルの事柄ばかり読んでたら
頭と心がやはり変な方向へ向かうもの。
大学受験の時も参考書や受験に関する本しか読んでなかったので
結局頭も心も疲弊させ、第一志望には見事に落ちました。
むしろ、カチンカチンに凍りついた僕を落としてくれたと言う方が正しいのか。

とはいえ、活字だけと戯れたところでいい文章は生まれないもの。
本本本本本本・・・だけで外の世界に対するアンテナが乏しく
人との関係を遮断してしまっていたら(内気な方はまた別として)
カッチンコッチンの、相手を疲れさせる文章が生まれるだけ。
人間性としても、相手に『はぁ~・・・』と溜め息をつかせてしまう人になってしまいそう。
もっというなら、色んな『味』が分からない人間になってしまう、といったところか・・・。

2年近く前、まだ受験勉強のときの強迫観念が少し残っていた大学一回生の春休み。
難解な教科書のようなカタいやつだ、と思われていたころがありました。
大学二回生になるちょっと前で、僕にとってはアカデミックな衝撃を受けて
脱皮するちょっと前の頃合いでした。
サークルを辞める、といった個人的に大きな転換もあったので、精神的に揺れており
とりわけ様々な人たちに迷惑をかけてしまったり
そんな僕でも気をかけて頂いたことがあったり
恩義(大げさか)や罪悪感に随分揺れた時期でもあります。
(今でも、罪悪感に関しては晴れぬ部分も幾分かあるのですが)

変に頭の重くてカタい部分が抜けてくるようになったのは大学二回生になり
授業が専門化してきたこと、更に幅広いのジャンルの本を読むようになったこと
生の感覚としては全く未知の世界であるヨーロッパに一人で旅行に行ったことなど
春学期と夏休みで自分でもΣ(゚Д゚)ガーンとなる経験をしたこと、でしょうか。
インドア派の僕が、そんな衝撃を受けるに行くために
外に出ることをかなり好むようになってきたのもこの時期から今年にかけて。
本や理論だけじゃない、生の感覚をやっと分かるようになってきた頃。
他人と比較しても、この手の覚醒は絶対に僕は遅い方でしょう。
活字に目覚めるのですら、高校卒業後の18歳ときてるから無理もないか・・・w

そして今は、特に会話やメールの上では相手に溜め息をつかせないような
そんな胸中の表し方ができるようになっていることを願うばかりなのですが・・・

色々な物に触れ合っているのがいつの間にかそうするのが大好きになってしまって
何故か色々触れ合ってるうちに心も頭も楽でとても幸せになれてしまう。
健康、平和、安全という土台があってこそのこの幸せが
僕のような者にも到来したことは誠感謝し続けたいことだし
何より、先人たちが築いてきた文化の多様性の中にいれるのはありがたい。

僕自身、一つの方ばっかり向いて頭がカッチンコッチンでズ~ンとなるのは嫌なのと
色んなことを知ってると楽しいので、今日も興味ある本を大学生活と就活の合間に読む。
『いい文章』がそれでまた生まれるなら、それもまた素晴らしい副産物です。

時に、ある女友達からメールが来まして
自分の彼氏が重要な試験を受けるので、この彼氏と親交のある人たちには
応援メッセージを作成して自分(=女友達さん)に送って頂ければ
2,3日後には送信させて頂く、という旨の文章が来ました。

その彼氏君とはかなり仲良くさせて頂いた経験があって
未だに僕のことをその彼女に時折話してくれてるそうで・・・
その絆を忘れてくれていなかったことが、嬉しかった一日。
拙い文章で試験の成功を祈らせて頂きまして、彼女に託しました。

まず彼女さんから『いい文章』という有難すぎる評価が届きました。
果たして、この『いい文章』とやらは
彼女が彼に送った時に彼に届いてくれるだろうか・・・。
そして、どんな人たちが彼女を介して彼にどんな願いを届けるのだろうか。
それらの中身はどうでもいいが、彼の力になって欲しいと願うばかりであります。


今日の(・∀・)イイ!こと
大航海時代Onlineで強力な船をタダで譲って頂いたこと。
Gさん、お手数お掛け致しましたm(_;)m
by sannkaku-shikaku | 2009-10-28 01:43 | 未分類
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