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2009/8/30 Transformation of Generation
今日も、政治・メディア関連の記事ですが
昨日と同じく、警告は出しません。何卒ご容赦ください・・・m(_)m

まず冒頭に、かなりセンセーショナルにもなりえそうなセリフを引用します。
このセリフを引っ張ってきたことについては、後に文中で述べます。

『生命の在り方が変わったのです・・・
 新しい世界に、もはやあなた方は必要ないのですよ』
 (『ロックマンX8』ルミネ)

さて、衆議院選挙がついにきました。
この日に20代の人たちも行こうZE!!と叫んできたあのキャンペーンもビラ配りも
今日という日のためにやってきた人たちがいて、僕もその中に混じっていたのか。

今年は、僕にとってはヨーロッパに行って来たこととはまた別の次元で
とてもとても熱く愉しい8月を頂いた気がします。

さて、今日はもちろん投票に行きました。
初めてとはいえ、スムーズにいけました。期日前はかなり並んだらしいですが・・・。
それからは普段は行かない大阪ミナミの方へ、僕の好きな大学教授の
講演会を拝聴しに行きました。
年輩の方の多い講演会で、大学での講義とはまた違う先生の素顔が見ているうちに
僕自身も一皮むけさせられた気分になりました。
先生、もし今学期単位取れても、来学期も何卒よろしくお願い申し上げます。

大阪ミナミを南海電鉄で通るのは、関西空港に最後に行ったとき以来で・・・
もう、何年前になるのやら・・・
今だからこそ、大阪ミナミの街をじっくり見ることができます、が
規制緩和の影響か、随分とキレイになった感じがありますね。
大阪キタの、僕が生まれた高槻市に似たようなオーラが流れていた気がします。

さて、僕にとっては戻るべき場所である大阪キタの池田市にある家に帰ってからは
選挙速報をかじって見ておりました。
民主党の躍進は、案の定すさまじいものですな。
野党全体にいえることなのですが、女性候補が多くなったことが目立ちます。

ここで、冒頭の『ルミネ』のセリフ。
旧い世代―――60代以上の議員よりも、20~50代の若い議員が
かなり多く当選している気がします。
『生命の在り方』が変わったとルミネは言いましたが
この場合は『生命の在り方』を『政治の在り方』と言い換えると
若いリーダーが日本国内の地域社会でも
世界中でもアメリカを始め、タイやロシアなど
国のトップに若いリーダーが台頭してくるパターンが増えつつあることを想起させます。
政治というものも、良かれ悪かれ『国民』として生きてる僕らを生かしも殺しもしますから
その点では『生命の在り方』のままでも問題無いかもしれません。

僕の住むところのそこそこ近いところだと、兵庫県尼崎市ですが
そこでは尼崎とのかかわりが深い、公明党の冬柴氏と
新党日本を立ち上げ、その代表である元長野県知事のヤッシー、もとい田中氏が対決。
田中氏は長野の人間で尼崎のことなんか分からんのちゃうんか
一方の冬柴氏は尼崎という『ジバン』があるからこりゃヤッシーあかんのちゃうか・・・

と、思いきや、この選挙区での勝利の女神は60代~70代の冬柴氏ではなく
50代前半の田中氏に軍配が上がりました。
他にも、今まで自民党のトップに台頭していたような人たちが
次々と野党からの若い候補に負けていくのが速報に流れてきました。

日本の政治は、今までは平均年齢が相当高かった。
その老人たちも、次の若き人々に何かよいものを残そうとするよりは
自分のことに固執している者、しがらみに浸かりすぎている者も
それを、冒頭のルミネが『新しい世界に、もはやあなた方は必要ないのですよ』とでも
言うかのように若い世代が『悪い』年寄り達を追い落としております。
(『悪い』年寄り達にウンザリしている皆様、白票でも入れにいきましたかな?)

・・・とは言ったものの、反対に

『滅べと言われて、大人しく滅んでやるつもりは、ない!』(『ロックマンX8』ゼロ)

・・・と言い、奮起できる位の気概のある『老人』ならば、
三国志で言うところの、蜀の老将で弓の名手である、黄忠のように
(ここから、中国では老いてますます盛んな人のことを『黄忠』と呼ぶそうです)
どんどん活躍していって欲しいし、その貯めてきた知恵に振り回されることなく
人々を的確に導いていける人であるならば大歓迎ですし
そこは『温故知新』という故事成語が示している通りだと思います。
(残念ながら、新しいことを受け入れられない画一的、固執的で
多くの人々を幸せには出来ないのではないかと思える老人が多いようですが・・・)

この記事は、民主党政権ヨイショなんてそんな短絡的なことはしませんし
むしろ個人的には民主党にはかなり疑念を持っているのですが
ひとまず、このことは置いておくとして・・・

若い人たちは守るべき『旧い物』を見極め、大事に扱い
老いた人たちは、育てていくべき『新しい物』を見極め、認めていくことが
一番大事なのかもしれません。
そして、僕ら若い世代が2050年とか2060年とか、いつか年老いた時には
『悪い』老人たちとしてではなく、『良い』老人となって
子孫たちには幸せに暮らしていってほしいものです。

さて、明日は8月最後の日でもあるので・・・
僕なりに、ちょっとした儀式にでも行ってみようと思います。
長めの記事になりましたが、これにて。


今日の(・∀・)イイ!こと
Facebookでもはや離縁したのではないかと思っていた人から
カキコミがあったこと
by sannkaku-shikaku | 2009-08-30 22:32 | 政治・メディア
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