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2009/2/12 目指すもののブレ
※この記事は、政治・メディアに関わる内容が含まれております。
 苦手な方は、ご注意ください。


ウチの国の首相がまだ失言をやらかしてしまいました(´・ω・`)
彼の祖父もまた『バカヤロー解散』なるものをやりましたが
その人のバカヤローは国会議員ではなく、報道陣に向けて放たれたもの。
今の首相は失言を国会議員に放ってしまいました。
一部のおバカな報道陣に放つのはともかくながらも
議員に放ってはさすがにマズかろう。
元首相もこの発言内容にはさすがに呆れてしまったようです。

ニュースでこのことに関する報道が出回っており
次々と映るは政治家たちの苦言。
『いくらなんでも』『こりゃひどい』『選挙に向けて』『選挙が危うい』

・・・と、ちょっと待っておくんなさい。
今の政治家さん、国民に対して優先すべきことが少しズレてるんじゃないか?
ふと、テレビを見ていて思いました。

政治家の仕事は、政治家自身が選挙に勝つこと自体が仕事だったのか?
政治家は、国民に幅広く幸福や安寧を教授するのが役目ではないのか?
なんだかこれではまるで、自分達の選挙の結果が国民の命より大事なようではないか。
選挙に当選して、それから国民のために―――というのは勿論理解できますが
選挙の当選が自分の保身のようになっている人も見受けられたように思えます。
もし、この僕のフィーリングが当たっていたならば、これはマズいのではないでしょうか。

『サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙に落ちればただの人である』
・・・という言葉の意味や、それに対する政治家の気持ちも分からぬではないが
しかし、選挙に当選する・落選するは今まで懸命にやってきたその結果であって
そうして一生懸命国民のために頑張って、後から着いてくるものではないのか?
ゆえに、今の政治家には覚悟が足りていない者も多いのでは無いだろうか。

若くて真面目で、情熱のある政治家ももちろん存在します。
そういった人々はあまりマスコミによって表に出ることはありませんが・・・
そういう人たちにとっても失礼ではないでしょうか。

『自分が世間に対して捧げようとするものに比べて
現実の世の中がどんなに愚かであり卑俗であっても断じて挫けない人間。
どんな事態に直面しても「それにもかかわらず!」と言い切る自信のある人間。
そういう人間だけが政治への「天職」をもつ。』
(マックス・ウェーバー『職業としての政治』より)


今日の(・∀・)イイ!こと
某HPにさり気無く残してきたお土産が喜ばれたこと
by sannkaku-shikaku | 2009-02-12 23:54 | 政治・メディア
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