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2009/1/28 たとえ戦を前にしても
テストが終わり最初の日は、溜まった分だけゲームを遊びまくり!
ミリタリー系のゲームをやりまくってスッキリ爽快!
熱く楽しいプレイを満喫しておりました♪

しかし、やっぱり思うことは架空でよかった、ということ。
以前も、ゲームの戦争において実際の戦争から排除されてるものが多くあるが故に
ゲームの戦争は楽しいものでありえるのだということを書いたことがありますが
今回は、とある大学の講義を受けてまた違う思いが浮上しています。

それは、軍人とは平和を愛するものである、ということ。
戦争の際には身を張って戦うものでありながら
心の奥底ではともすればその辺の市民よりも強く強く平和を希求する人も多くいます。
そして、そのような人は戦前の日本にも存在しました。

ナチス・ドイツと同盟を組みながらも
亡命途中で酷寒の中路頭に迷ったユダヤ人達を鉄道で運輸し
鉄道でユダヤ人を運搬し、彼らの第三国への亡命を助けた将軍がいます。
後にナチス政府から日本がやったことはわが国への裏切り、という抗議を受けながらも
このユダヤ人救助を命じた将軍をかばった上層部の存在もありました。
(現在でも、ユダヤ人の親日感情は非常に高いと言われています)

昨年の後半に物議を醸した田母神氏も
国際社会を含めた平和と繁栄、全体的な秩序を希求するために
あのような論文を書いたと思います。
あの論文もまともに読めば、戦争と破壊、征服と覇権、混沌を望む者の文でないことは
一目瞭然です。
あれをまともに読めない人は、どこかで(国際平均から見ても)変な教育を受けて
平和を考えるための戦争・軍事に超がつくくらいのアレルギー持ちにしか思えません。
(田母神論文に関する拙意見はコチラに記載)

僕が今日やっていたゲームでも、キャンペーンシナリオで一人の将軍が出てくるのですが
その将軍もまた、平和を希求する軍人の一人です。
そしてそのカウンターパートが、政治家、つまるところ文民なのです。

ある政治家は敵を排するために、プレイヤーに大量破壊兵器のしようをそそのかします。
ひとたび使えば、何千万という命が絶たれる恐ろしい兵器です。
しかしそれを止めるように促したのは、なんとその将軍。

結末としては政治家の選択を取るか、将軍の選択を取るか
どちらかで結末は変わるのですが
あなたならどちらを選びますか?

かつてヨーロッパを、果ては世界を混乱へ導くきっかけになった
ヒトラーもムッソリーニも、軍人ではなく『文民』出身でした。
もちろん全ての文民を差別し軍人をヨイショするわけではないですが
軍人が戦争を望むということは間違いではないか、ということを伝えたい。

軍人・東条英機は、アメリカによって資源供給を絶たれた日本をどうにかするために
半ば仕方なく東南アジア進出を決めた面もあったでしょう。
また、いたずらな排除や差別、混沌に殺戮も望んでいなかったでしょう。
だったら、何故彼が前述のユダヤ人救済にも協力したのでしょうか?
(南京大虐殺などはウソということを前提にしてのお話です)

戦争放棄で平和がそりゃいいに決まってますが
現段階ではあまりに理想主義すぎて、現実的な考えに欠けます。

更なる平和を希求するためには
やはり防衛もセットで考えなくてはならない。
少なくとも、いまの時代はそうであると考えています。

軍人は、戦争になると最前線に立ちながらも
冷静に平和と戦争を考える、最も平和を望む人間の一種だと思います。


今日の(・∀・)イイ!こと
中学時代の友人と『ロックマン・エグゼ』トーク。懐かしい・・・
by sannkaku-shikaku | 2009-01-29 00:44 | 政治・メディア
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