2008/9/3 【旅行記】旅した土地を旅立つ前に
(※この記事は2008年12月24日に更新されました)
(※地名に関しては、8/28日の記事の地下鉄路線図をご参照くださいませ。)
(※旅行当時は、約165円/ユーロとお考えください)

パリ最終日。
旅行最終日。

長かった、ようで短かった。短かった、ようで長かった二週間でした。

朝、目覚めた時には
今日はド・ゴール空港に行って日本に帰るんだなということを漠然とは思っていましたが
悲壮感や倦怠感は僕の中では皆無と言っていいほどでした。
ああ、今日帰るんだなという漠然とした気持ちが横たわっているのみ。

これだけいい思いさせてもらって『帰りたくくないな、あ~あ・・・』と愚痴を垂れたところで
どうにもなりますまい。
それよりは『うーん、もうちょっといたいなこりゃw』というくらいの
落ち着いてはいるもののちょっとワクワクしたような気分。

それに旅というもの、人生というものは最後まで何が起こるか分らぬものですね。

僕もこの日はそれを実感させてくれる経験に出会いまして・・・
今日、宿を出る前にしばらく部屋に滞在していたところ
同じ部屋のロシア人と話が盛り上がりました。
(無論、この時点で紛糾していたグルジア問題等の話題はアホな僕でも避けてましたが)
現在20代後半くらいのこの方は、かなりの都会っ子のようです。
ロシアの首都、モスクワ在住とのこと。

ロシアという国は僕も結構興味があるのでいろいろ聞いてみたら
歴史や政治にも少し絡んだ話も嫌な顔一つせずに話してくれました。
モスクワの地下鉄は冷戦の影響もあって物凄く深い所にあるとか
ロシアは兵役義務があって自分も軍隊に入って銃を扱ったこともあるとか
日本とはまた一風違った社会の様子を伺うことができました(´∀`)

して、日本の社会はこれまたロシアにとっては一風違った社会なわけで
こちらからも、日本の地下鉄はロシアと違って結構浅いとか
歴史や国民の意識について僕が持ってる考えも交えつつ話させて頂きましたが
興味を持って聞いてもらえたようで嬉しかったですね・・・(*´-`)

そのロシア人の彼は、旅行先として東京にも行ってみたいそうです。
この旅行記を書いてる現段階では、円高傾向になっており
ロシアの通貨、ルーブルから見ても日本への旅行は今結構キツいかもしれませんが・・・
いつか会えたらいいなあ、ということでこの時にメールアドレスを交換しました(´∀`)b
気が早い僕は早速脳内妄想で彼をどこを案内しようか夢を膨らませております(爆)
彼も、モスクワにもおいでよと言ってくれたのが嬉しかったですね(*´д`*)

1~2時間ほど喋っていたか・・・というところでそろそろお別れです。
いよいよ、帰国への第一歩を踏み出します。出国とはまた違ったおもむき。

しかし、この宿に一週間お世話になっていて気になっていたのがコレ↓
e0120944_1503990.jpg

こりゃ一体、左←か右→、どっち向きなんだ、と
少しイジワルして問い詰めたくなりました(・∀・)
ともあれ、フロントで部屋に入るカードキーを返して、いざ!

とはいえ、チェックアウトしたのが午前10時前。
ド・ゴール空港を飛行機が出るのは20:55とかな~~~り先。
と、いうわけで・・・せっかく手元にパリ・ヴィジットもあることだし
大きな荷物を持っても動けそうな所に行ってみることにしました。
まあ、このスーツケースは手提げ鞄にもバックパックにもなりますからね(・∀・)b

と、いうわけで向かった先はパリ北西側の郊外。
さあ、行ってみるかとちょっとわくわくしてたのです、が
郊外に入ったくだりからちと腹部に違和感が・・・
そしてそれは、腹痛へと変化を遂げていきました_| ̄|○

確かにヨーロッパにきてからは公衆トイレが少ないから
日本にいるよりトイレを我慢する傾向にはありましたが
まさか、ここにきてヨーロッパのトイレの少なさに追いつめられるとは・・・
だが、ここにきて諦めてるわけには参りません。

そこで、トイレに行ける&別に観光もちょっとできるエリアをすぐに発見しました。
パリ北西部の地下鉄駅、ラ・デファンスLa defense駅まで退却決定。
この辺りはパリ一帯では高層ビルが多く、再開発が進んでいるエリアで
かなり近代的な雰囲気が漂っています。
凱旋門からこの方角みた際も、高層ビルがわんさか見えたのを覚えています。

腹痛は手にしていた胃薬で少し和らげつつ
10分ほど腹痛と闘いながら電車に乗り、ラ・デファンス地区に足を踏み入れました。
駅に着いてすぐ、トイレの表記があるので助かったと思いきや
なぜかそこにはトイレがない!Oh no_| ̄|○
何くそ、まだまだあきらめない、近くにショッピングモールがあるではないか、と
薬のおかげで少しはマシになった腹痛と闘いつつ、トイレをしばらく探し歩きました。
最後は、どうにも見つからないので思い切って英語でトイレの場所を聞いてみたら
親切に教えてくれたおばちゃんがいたので、そこに行ってみると
確かにそこにはきれいそうなトイレがあって一安心。腹痛から30分はかかったな(核爆)
さらにさらに、幸いにして無料のトイレではないか(´∀`)

しかし、トイレに着いてもまだ安寧が保障された訳ではなかったのです。

(この先、少しフケツなお話。ごめんなさい_| ̄|○)
しばらく座って頑張っていると、何やら横のトイレから水が流れ込んできました・・・
そして、それは横のトイレが詰まったからだとすぐ察することができました。
水が溢れてきた側に置いていたスーツケースを慌てて移動させ
足を高い所に置き、ズボンが汚れないようにしながら
半ば戦々恐々としながら用を足しておりました。
一難去ってまた一難、しかし簡単には諦めないぜ!!

かくして、用を足したら嘘のように腹痛の痛みが引いて行きました。
服も汚れずに済みました。スーツケースも無事でした。
unk戦争、かくして終結・・・!!フケツなお話もこれにて終了m(_;)m

腹痛の再発も無さそうな感じだったので・・・
改めて、時間つぶしも兼ねた最後のプチ観光を楽しむことにしました。
まずは、今いるショッピングモールを歩き回ってみようと思い。
鞄はバックパック形態にして、8キロとちと重い荷物を担いで歩くことに。

ブティックやメンズをはじめ、ゲーム売り場やスーパーマーケットがいっぱいです。
特にスーパーマーケットが広くて面白そうなので見てまわってみましたが
食品の種類の豊富さに圧倒されっぱなしでした。
アイスクリームの種類はそれにしても多すぎる・・・こりゃたまらんです(*´д`*)
精肉やチーズ、チョコレート、ビスケット、缶詰・・・いろいろ見てても面白いですね。
円換算(約165円≒1ユーロ)してもこりゃ安いなという商品もいっぱい!
じっくり見てて面白いです。地元の人の生活が垣間見えて深い世界かも・・・。

他にも、シャンゼリゼ通りでも見かけたヴァージン・メガストアも・・・↓
e0120944_151139.jpg

こちらのお店も、やはり日本のアニメやマンガは大人気!
入口すぐにジャンプ系漫画のキャラクターグッズが売られていたのはびっくりです。
『聖騎士星矢』のアニメも店内で流れていてびっくりしました。
一方ではアメリカで開発されたPCゲームも並んでいたり面白いですね(´w`)
日本のPCゲーム売り場でもよく見かける品物もあって面白いし楽しい。

あと、ロンドンでも見かけたことあるのですが、パリでも・・・↓
e0120944_15199.jpg

無印良品です。
確かにおしゃれだとは思いますが
世界の中でもおしゃれと言われてそうなパリではどう見られているのか・・・
また異質のおしゃれさだと感じるのもあって、気になる部分ですね(´ω`)

他にも、外から見てる分でも面白そうなお店が沢山入っているショッピングモールです。
テイクアウト中華料理店、コーヒーショップ、トイザらスなどなど・・・

店の中を一通り楽しんだくだりで、ちとショッピングモールのテラスに出てみました。
うーん、空気が美味しいなあ・・・
そこから高層ビルがいっぱい並んでいるのが見えました。

さて、実はここラ・デファンスには『凱旋門』が存在します。
それがどんなものかというと・・・こんなものです↓
e0120944_1504833.jpg

『これが凱旋門だって?』と思われるやもしれませんが
一応、この白い建物は『新凱旋門』という名前の付いている近代建築です。
どこか美しさの光る近代的なビルで、普通にかっこいいなあと思いました。

ラ・デファンス地区全体の第一印象ですが
東京に何度か足を運んだことのある身としては、新宿西口でしょうか・・・
近代的で清潔さ漂う、大きなビルがずらりと並んでおります↓
e0120944_150548.jpg

いや~カッコいいな~としばらくカバンを下ろしてビルを眺めておりました。

して、時にこれらのビルに見惚れていたところ、これまたハプニングが発生です。
いやはや、旅は最後まで何が起こるか分らん・・・だから面白いとも云う。

何やらいきなり、金髪の高校生くらいの女の子に話しかけられたのです。
フランス語で挨拶してきて、1ユーロがどうのこうのと言ってるのですが
『ごめんね、フランス語分からないから英語でもいい?』と聞き返してみたところ
それでもフランス語で何か言ってるのでこちらも英語で肩をすくめながら相手したら
向こうから『オルヴォヴァール』(仏語:さよなら)と別れていきました。

ありゃかわいい顔して何がやりたかったんだったんだろうかと暫く考えてしまいました。
この少女も何やら友達と一緒にいたようでしたが・・・
僕がやりとりしてる間にその友達とも会話していましたし。

ただ、彼女が1ユーロと言った時に僕が財布を出していたら
彼女の反応は違ったかもしれません。
そもそも、少女にはスリの類だったのではないかと推測できる要素がありました。
(勘の良い方もここまで読んでくださって僕と同じように感じてらっしゃるかもしれません)
彼女が本当にスリだったとするなら・・・
あの時の僕はカバンをスーツケース形態にしていたし
それに僕はこりゃどうみてもアジア人、という顔と体格をしている訳なので
アジアから来た旅行者=カモと見られた可能性もあります。
油断せずに、次いってみましょ。

ショッピングモールの中に戻ってもうしばらくうろついてから
そろそろ空港に行っておこうかと、遂に空港行を決意。
この段階で午後3時くらいでした。残り5~6時間。

ラ・デファンスからド・ゴール空港まで、高速鉄道RERを乗り継いで
数十分ほどでド・ゴール空港到着です。
空港に着くまでになると、RERは地上を走っているのですが
景色がどんどん郊外の景色になっていくのはなんだか不思議な気分でした。

さて、一週間ぶりにまたこの空港と再会(?)したわけでありますが
さすが世界規模の大空港、駅を降りた瞬間から賑やかであります。

まずは、ANAのカウンターへ向かわねばなりません。
駅のプラットホームへこの航空会社のカウンターへはどこの棟へ行けばいいかを
わかりやすく書いてくれてる看板があったので助かりました。
そのターミナルへ直行です。

ANAのカウンターでは、日本人ではないスタッフさんが受付をしてくれました。
最初は日本語で応対してくださいましたが、こちらから英語でも大丈夫と言ったら
それはそれは流暢でわかりやすい英語で応対してくださりちと感動しました(´∀`)
さすがは航空会社で働いてらっしゃるだけあります・・・
お陰様でかなりスムーズに事が運びました。チケットも楽々受取完了♪
大きな荷物も預けられたので、手元がとてもフリーになりましたヽ(*´∀`)ノ

さて、ターミナルに入ってびっくりしたのがこちらです↓
e0120944_1511554.jpg

e0120944_1512242.jpg

ド・ゴール空港のターミナルは一部が円状になっており
その真ん中をエスカレーターが通り抜けております。
この近未来的な建築はガイドブックでも少し目にしておりましたが
実物を目にするとこれまた不思議な気分です。
エスカレーターを上っている間も何だか異次元空間にいるような感覚でした。

さて、いってもド・ゴール空港においては
パスポートチェックを終えてからも3~4時間ほども出発まで暇がありました。
余裕をもって行っておきたかったのですが、こりゃ余裕を持ちすぎたかも(´∀`;)
とはいえ、お土産屋は揃っているし・・・
何といっても、ターミナルには暇つぶしの強い味方がいたのには驚きました。

それは、無料のPS3のゲームです。

飛行機に乗るゲートのところに、PS3が置いてあり
そこで、いろんな種類のゲームをプレイすることができました!
設定はもちろんフランス語になっており、カンで操作してみたら
望みのゲームをプレイすることができました。

僕は、ロボットもののアクションゲーム『アーマード・コア』をやってみました。
ゲームそのものは英語になっており、そこは理解しながら楽しむことができました。
こういうタイプのゲームは『機動戦士ガンダム連邦vsジオン』を思い出します・・・
しかし、それよりも操作がかなり本格的でちと難しかったですが
ゲーム機で遊んでる感覚だけでもずいぶん楽しめました(*´∀`)

隣では、西欧系の女性が『みんなのゴルフ』で遊んでいました。
もとが日本であるゲームがここまで遊ばれるんだなあと思うと
なんだか、日本人としても嬉しくなってしまいますね(*´ω`)
(アーマード・コアも国産ゲームですね)

そうこうしてるうちに、いよいよ搭乗の時。
ターミナルも、イスラム系の人が沢山来たり賑やかになってきておりました。
午後8時半だというのにまだ明るい中、僕も東京・成田空港へ向かう全日空機へ。

飛行機に乗り込み、日本人の日本語による気の利いたサービスに囲まれる感覚。
ああ、こうして故国へ帰って行くんだなあという気分です。

そして、遂にやってきた離陸の時。
時間も午後9時に差し掛かってくるので、パリも黄昏に包まれていきます。

二週間、僕にいい経験、いい思いを沢山させてくれたヨーロッパの地から離れ行く・・・
雲と同じくらいの高度に飛行機が差し掛かったころ
涙が頬を伝わって来ました。

今になって帰るのが嫌だとかそういう理由ではなく
ここまでの経験があって感極まった感がありました。

虹のように染まった雲を眺めつつ・・・いろいろなことを考えました。
。o 0(まさかこんな楽しみがヨーロッパであったとは思わなかったなぁ)
。o 0(日本に帰ったら、まずあれやこれや食べたいものがあるなぁ)
。o 0(あのお土産、喜んでもらえるかなぁ)
。o 0(ロンドン、パリと2つのヨーロッパのでかい都市を見たからには東京も行こう)
。o 0(ロンドンで買ったPCゲーム『コマンド&コンカー3』、プレイするの楽しみだなぁ)
。o 0(まず、家に着いたらFacebookに登録しなくちゃ、というかしたい)
。o 0(うちのブログに読み手にとってもいい旅行記を書けるようにしよう)

空は暗くなり、飛行機内も電気が消え、僕はまどろみの中へ。
この2週間の経験を更なる進歩へと向けて。

さらば、ヨーロッパ。あわよくばまた会おう。

~THE END~


今日の(・∀・)イイ!こと
空港へ向かうまでの電車が行きと異なり結構空いていたこと
[PR]
by sannkaku-shikaku | 2008-09-03 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
<< 2008/9/4 Good b... 2008/9/2 【旅行記】豪... >>