2008/9/2 【旅行記】豪華絢爛・百花繚乱
(※この記事は2008年12月19日に更新されました)
(※地名に関しては、8/28日の記事の地下鉄路線図をご参照くださいませ。)
(※旅行当時は、約165円/ユーロとお考えください)

パリ七日目。

パリの交通機関乗り放題のチケット、『パリ・ヴィジット』の期限が切れました(´・ω・`)
しかし、ここから残り少ないヨーロッパ滞在時間において
最後の観光に向けての一発方向転換に行動を移します。

とりあえずはユースホステル最寄の地下鉄駅に向かい
今一度、パリ・ヴィジットを買いました。
ただし、今まで使っていた五日間・ゾーン1~3乗り放題のパリ・ヴィジットでは無く・・・
二日間、ゾーン1~6乗り放題のパリ・ヴィジットを買いました。
ゾーンを広くしたのには、今日は郊外の観光地に行くためです。
明日、ド・ゴール空港へ戻るにもこのチケットがあれば楽々戻ることができます。

もしかしたら、勘の優れた読者の皆皆様なら
この日、僕がどこへ行くかを気づかれたやもしれません。
パリ郊外の有名な観光地、それすなわち・・・

・・・
・・・・・
・・・・・・・・ヴェルサイユ宮殿でございます。

世界史の教科書の世界だったこの宮殿に、足を踏み入れてみることにしました。
さて、パリ・ヴィジットを手にしたところで
いざ、地下鉄に乗り、高速鉄道RER(以下RER)に乗りヴェルサイユへ!

時に、郊外へ出るのは初めてだったので、RERに乗る際はちと迷いました。
ヨーロッパへ来てから十日ほど。これまで街の中心ばかり歩いてましたので(´・ω・`)
しかし、ここにきて初めて郊外に出るのもまた一種の挑戦として進んでみる(`・ω・´)

そうこうと迷っているうちに、おや、一人のアジア人男性がこちらへ近づいてきました。
話を伺ってみたところ、なんと彼も僕と同じ目的地へ向かっているとのこと!
彼が持っていたガイドを見たところハングルが書いてあった韓国人だと一発で判明。
とりあえず、自分は日本人であることを明かした上で
自分も今はヴェルサイユに向かっていてどうやったら行けるか考えている所だと
そう言った所で、この際二人でヴェルサイユへ向かおうということになりました。

旅人二人、花開く話題はお互いが経験した旅の話題でございます。
僕は主にロンドンとパリのどこそこに行ってきて明日日本に帰ると
大雑把に話せば主な話の内容はそんな感じでした。

さて、僕が聞いたこの韓国人青年のエピソードがなかなかに面白く
彼のガールフレンド(同じく韓国人)がパリに在住しており
その彼女に会いに来たのも兼ねてパリを回っていたそうです。
うーむ、これまたすごいのぅ(´・ω・`)

共通の旅の話題といえば、やはりパリがどんな街がということでした。
韓国人青年いわく、パリのアジア系のレストランは彼の祖国韓国のものは少ないけど
中国・日本のものが多いのが印象的だったと言います。
僕もその時手もとのガイド見てレストランの数を調べてみましたが
確かに数で中華・和食が圧倒してました。

ともあれ、この韓国人青年とヴェルサイユへの旅路にむけて出発です( ´∀`)∩
道中、方角を間違えてしまったり
車内でバイオリンやアコーディオンを演奏するお爺さんが現れたり
(パリ市内の中でも何度かこんなの見ましたが、この時のはかなり秀逸でした)
そうこうしながら、パリ郊外の景色を楽しんでおりました。
住宅街の雰囲気っていいものですね(´ω`)

何十分かRERに揺られ揺られ、ついにヴェルサイユへ到着。
ここから、宮殿までは10分少々歩くことになります。
いよいよ宮殿もすぐ近くだなあといったところで、こんな馬車も見かけましたよ(´ω`)↓
e0120944_18523930.jpg

こんなところまで昔の伝統的な雰囲気を漂わしてくるとは・・・こりゃすごい。
時に、僕も韓国人青年もお腹が空いていたので
入り口のの金で装飾された門(下の写真がそうです)を見ながら
そのあたりの露天で軽食を取りました。クロックムッシュウマー(゚Д゚)b
e0120944_1853303.jpg

空腹が満たされた所で、いよいよこのきらびやかな門をくぐり・・・
ヴェルサイユ宮殿へと入っていきます。
いやはや、この門も近くで見るとすごい装飾でございます。ピカピカ(゚∀゚)

ゲートをくぐった段階で、予想はしておりましたが観光客がいっぱいです。
まずはトイレを済ませ、チケットを買うために宮殿外周を並びます。
結構すごい行列だったのですが、10分くらいでチケットを買えた気がします。
ちなみにお値段は13.50ユーロでした。

チケットを買った後は近代的なつくりになっている入り口に行き
荷物検査を受けて、入場です。
ついに、ヴェルサイユ宮殿の内部へ足を踏み入れることになりました。

さてさて、ここから僕はもう感動しまくり感心しまくりで
写真をバシバシと撮りまくっておりましたとさ。
ここから先は、写真ベースの結構簡単な説明になるかもしれません(´・ω・`)
何卒ご容赦をm(_;)m

ヴェルサイユ宮殿、その柱や床など一つ一つすごいのですが
いきなり度肝を抜かれたのがなぜかこんな代物↓
e0120944_18533949.jpg

ミ凹○ ステーン

どうみても近代芸術です。本当にメルs(略)
なぜこのハートが出てきたのか、僕も未だにわかりません(´・ω・`)
しかし、エラいギャップだなあと思いながらしばらくまじまじと見つめておりました。
うーん、謎だ・・・

さて、いきなり『ハートかよ!』とびっくりさせてしまったかもしれませんが
次からはいよいよ本番。素晴らしい油絵や調度品等の数々のお出ましです。

e0120944_18542683.jpg

ナポレオンがジョゼフィーヌに戴冠しているの図。
絵の全景は本当はもっと、もっとでかくて、横幅は軽く5メートルはありました。
右側の手を上げている横向きアングルの若い男がナポレオンで
ひざまずいている赤いマントの女性がジョゼフィーヌです。

高校のときに聞いた話なのですが
真ん中に黄金色の衣装を着た教皇から、ナポレオンは冠を奪うように取って
それをジョゼフィーヌに捧げたそうであります。

現物はもっと細やかに人物が描写されておりますが
確かに、そのときのナポレオンの行動にびっくりしたと思われる人物の顔も描かれてます。

ナポレオンの前で、ここまで一緒だった韓国人青年と別れの握手を交わしました。
ここからは僕の単独行動。また旅の出会いと別れがありました。

e0120944_1854349.jpg

この宮殿を建てる一人者であるルイ14世の寝室へと向かってる途中で
ゴージャスなシャンデリアにも出くわしました。
このような豪華な装飾はこの宮殿内部に至る所にあるのですが
光と影のコントラストに感動して一枚撮影。

そして、着いた先が・・・
e0120944_1854414.jpg

ルイ14世の寝室です。写真はそのルイ14世のベッドです。
ベッドを仕切るカーテンの柄がこれまたすごい繊細さです。
人ごみでこんなにごった返す寝室というのも初めてであります。
自分の寝室がこんなに世界中の人に見られるとなると
ルイ14世はあの世でどんな気持ちなんだろう?(´・ω・`)

e0120944_18544943.jpg

お次はルイ14世の寝室を出てすぐのところの、『鏡の間』です。
おびただしい数のシャンデリアに、天井画、金銀財宝で出来た調度品の数々・・・
かつてのフランス王政の凄まじいまでの豪華ぶり、繁栄ぶりが伺えます。

因みに今更ではありますが・・・
e0120944_18545775.jpg

『朕は国家なり』の名言を残し、このヴェルサイユ宮殿を打ち立てたルイ14世は
上の写真のような人物です。
歴史の教科書でもおなじみではありますが、実物の肖像画を見るとやはり感動もの!

しかし、この写真を撮るときに・・・
まさかこのルイ14世の顔をカメラがフォーカスするとは思わなんだ(核爆)
まさか油絵、しかもかつての王様の顔をフォーカスし出すとは・・・
世界的な観光地でこのような笑いに出くわすとは思わなかった(゚∀゚)!

エラくアホらしいのかすごいのか良く分からない理由で笑ったところで、お次は・・・
e0120944_185533.jpg

ここで政治を執り行っていた王、そしてその王妃が
毎日神に祈りを捧げていたという聖堂です。
ルイ14世も寝室から鏡の間を歩いてこの聖堂によく行ってたとのこと。
ここで、このルイ14世も歩いていたであろうルートを歩いてみました。
今みたいに人でごった返していなかっただろうから、実際もっと静かだっただろうけど
こんな贅沢な空間を毎日行ったり来たりしていたのかと思うと
なんだか変わった気分になれます(´w`)

更にヴェルサイユ宮殿を奥に進むと
まだまだあまたの芸術が見れました。そのうちの一つで印象的なものをパシャっと↓
e0120944_18551073.jpg

高校で世界史をやっていると覚えることになる人物であります。
彼は、ルイ14世を支えた宰相のコルベールです。

ちょ、だから我がカメラ付ケータイよ、王に飽き足らず宰相までフォーカスするか(核爆)
西洋油絵歪みねぇな・・・Σ(゚Д゚)

ここまで来てから、外の方へ出てみることにしました。
ヴェルサイユの見所は宮殿もさることながら
その超広大な庭も凄まじいものがあります。よくこれだけ開発したなあ・・・
面積は、約100万㎡、完成に約40年かかったそうです。

僕が今回宮殿で歩いたところは本当に少ない箇所に過ぎないのですが
それはそれなりに楽しんでまいりました。

庭に入った所ではまずこのような美しい花の数々↓

e0120944_18551783.jpg

e0120944_18552538.jpg


緑が生き生きしておりますね。この辺りは元は原生林だったそうですから・・・
e0120944_18553182.jpg

上の写真の池は確か、『スイス人の池』という名前の池だったはず。
宮殿から庭に出て左側へ進むと見ることができました。
人は入って来ないながらも、きちっ整備された庭園に
原生的な池のコントラストがたまりません(*´Д`)

うーん、この段階で空気はうまいし、人口密度も丁度良くて快適快適。
ガイドブックを見ていて、なんてでかい庭園なんだと
少し気が遠くなる思いもありましたが、時間はたっぷりあることなので
思い切って徒歩で一歩を踏み出して見ました。
それに、ここまで自然を満喫して歩き回る機会というのもそうそう無いので(´ω`)

庭園を奥へ奥へ進んでいくと広がっていったのはこんな光景でした↓
e0120944_1855377.jpg

e0120944_18554440.jpg

緑がそびえ、風が吹きぬけ、曇っている中を
池、というより運河沿いをホイホイと歩いていきます。
芝生の上で休憩してのんびりしてらっしゃる方も結構いました(´∀`)
僕も、歩いてる身ではありますが、心構えはそれくらいゆったりと・・・

庭園の中でも大きい通りからちょっと曲がると
こんな迷路のような空間にも出くわします↓
e0120944_18555813.jpg


と、ゆったりまったり歩いているうちにこんな所にたどり着きました↓
e0120944_18555248.jpg

自然いっぱいの中に突如現れたこの建物・・・
遺跡のように見えるやもしれませんが、ヴェルサイユ宮殿の離宮のうちの
立派な一つでございます。
名前は、グラン・トリアノンGrand Trianonといいます。

ルイ14世が政務での疲れを癒すために家族と滞在していたのだとか。
確かに、巨大な庭園によって喧騒とは大きく隔絶されたこの空間は
ある種の閉鎖的な楽園のようです。ナイスな別荘(?)だぜ・・・

ふぅ、かれこれ何時間くらい回ったであろうか。
おそらく4,5時間は回ったでしょうか。流石に小腹も空いてきました(´・ω・`)
十分に回ったと思ったので、少し名残惜しいですが・・・
ヴェルサイユ回りはこれにて終了。広大な敷地に胸を打たれたのでありました。
切符代の13.50ユーロすら安く感じるくらいいいものを見せてもらいましたっ(・x・)ゝ

帰りは、行きはRERを使ったのに対して、国鉄を使って帰ることにしました。
今一度郊外の景色を味わいたかったというのも大きな理由。

15分ほど歩いて、駅に到着しましたが
なんと、この駅には改札口がありませんでした。
最初は随分戸惑いましたが、どこを探しても改札口が見当たらない。
他の客も切符を改札に通すことなく電車に乗ってるようなので、そのまま搭乗。
一気にパリ市内で戻ります。

数十分ほどで、オペラ座やギャラリー・ラファイエットからも近い
大きな国鉄の駅、サン・ラザールSt-Lazare駅に到着です。
ここ数日で見かけていたようなパリのデカい駅・・・
しかし、これらの駅は総じていい雰囲気です。ワクワクします(´∀`)b

ギャラリー・ラファイエットが近くにあったこともあり
明日パリを発つなら、今のうちにお土産でも探してみようかと思い
今一度、ギャラリー・ラファイエットを覗いてみました、が
今回は丁度よさそうなものが見つかりませんでした(´・ω・`)
同じデパートなら、ロンドンのハロッズで買ったからいいか、なぁ・・・

時に、この日の夕飯ですが・・・
(日本人から見て)変わったものが大好きな僕は
またも、サン・ミッシェル方面へ繰り出しました。
もはやあの界隈は僕にとっても庭みたいになってきました(爆)

ちなみに、今回食べたものはコチラ↓
e0120944_1856662.jpg

またもやガイドで失礼・・・ユダヤ風サンドイッチ、『ファラフェル』です。
パンに独特な風味のコロッケがメイン惣菜として入っており
それに、さらに野菜や辛いソースを盛って食べるという代物です。

さて、夕方のサン・ミッシェル界隈にてこのレストランを見つけ、一つ注文致しました。
パンにせっせと揚げたてコロッケを詰めていく店員さんは、ユダヤ人なのかな?
野菜やソースが無いからどうしたものかと思っていたら
横のカウンターで好きなだけ入れても良いと言われたので、そうしました。
いやあ、もう、貧乏性丸出しで溢れんばかりに入れちゃってアイムソーリー(´・ω・`)

でも、こいつはこれまた美味なんですよね(*´ω`)
ただ、辛いソースをかけすぎたせいか口の中がちょっとした火事になりましたが(爆)
手元のミネラルウォーターで鎮火しておりました(´・ω・`)
いやあ、でもこのコンビネーション、たまらん・・・
世界はグルメで溢れているぜ。

五感でフルに感じて、心でフルに感じて
そんなヨーロッパ旅行ももうすぐおしまいでございます。

帰宿した際に、パリに着いた初日に買ったジュースの最後の一本を飲みました↓
e0120944_18561290.jpg

日本でも売ってるらしい、微炭酸オレンジ飲料、『オレンジーナ』。
旅で回りまわった僕を宿に帰ってから密かに守り立ててくれた裏方役者。
・・・というと大げさですが、こんなところにも感動が詰まっておりましたとさ。

続。


今日の(・∀・)イイ!こと
ヴェルサイユ宮殿のトイレは無料でした
[PR]
by sannkaku-shikaku | 2008-09-02 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
<< 2008/9/3 【旅行記】旅... 2008/9/1 【旅行記】B... >>