2008/9/1 【旅行記】Blow up
(※この記事は2008年12月16日に更新されました)
(※一部地名に関しては、8/28日の記事の地下鉄路線図をご参照くださいませ。)
(※旅行当時は、約165円/ユーロとお考えください)

パリ六日目。

いやはや、このパリという街はまだまだ味わい尽くしていない場所がありました。
と、いうわけでもう少し有名スポットを巡ることにしましたよ(´ω`)

例によって朝に無料の朝食をガッツリ飲み食いし
今日は美術館を訪れてみることにしました。
それがコチラです↓
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ルーブル美術館、オルセー美術館に並ぶ、『ポンピドゥー国立近代美術館』です。
近代美術館、とあるだけあって、抽象的なオブジェや絵画が多数展示されていました。

時に、この美術館に着いたときにはまだ開場時間ではなかったので
この美術館の前で他の人たちがしてるように地面に座り込み、本でも読んでました。
曇っていたせいで、ちょっと肌寒かったですけどね(´・ω・`)

本の物語展開に夢中になってるうちに、そろそろ開場時間か・・・と思い入口を見た矢先
先ほどまで人のいなかった入口はあれよあれよと長蛇の列になっていました∑(゚Д゚)
これはマズい、と思いあわてて並ぶと、さっそく入場時間になりました。
はあ、随分待たされそうだと思ったのですが、案外そうでもなく
入口のスタッフさんはテキパキと来客を中に入れておりました。これは早い。
中でチケット買う時も案外スイスイいったもので驚きました。

上の写真の外観で見えるチューブのような所にエスカレーターがあるので
それを上がっていく毎にパリの街が見えてきました。
その際、5階か6階くらいに着いた時に一枚パシャっと↓
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昨日は晴れ空のパリの街を撮りましたが、曇りだとこのようになります。
ロンドンほどでないにせよ、やっぱり重厚感が出てるような(´w`)

2時間か3時間は近代的なアートを堪能してきました。
古代・中世・ルネサンスに比べると、本当に整理されて泥一つないようなこの感じ・・・
なんだか、無機質的なものがごろごろしていて不思議な空間でした。
とはいえ、他のヨーロッパの博物館・美術館には無さそうな展示物が多くて新鮮でした。

上の方で近代芸術を見た後には
下に降りて、現代の、世界の色んな建築の模型が沢山並んでいるスペースへ。
現在工事中のものも多数ありました。
次回2012年のロンドンオリンピックに建築される予定のスタジアムや
スペインで建築が進んでいる超現代的、でもどこか近未来的なビルの模型・・・
どれもこれも、清潔感漂いまくりでキラキラしてます。

日本のものは、大阪・梅田にて建設中の第一生命かどこかの
ガラスが緑がかったビルの模型まであってびっくり。
更に何が仰天したかというと、建設されている場所が見覚えがあったので考えてみたら
これ、梅田OSビルの横で現在の段階で解体されてる途中のビルではありませんか!!
本当に、実に自分がよく知ってる場所だったのでますます仰天しました。
こんなことってあるもんなんだなあ・・・
パリにて、ここまで自分の故郷、大阪を思い知らされるとは思わなんだ!∑(゚∀゚)

いやはや、この段階で午後2時くらいになっていたか・・・
ちょうどこのポンピドゥー美術館を出るにはいい時間でもありましたし
そろそろ昼食タイムにすることにしました。

奇しくもこの近くに、二日前にお世話になったファミレス『flunch』がありました。
うーん、ボナペティ。たくさん食べたかったのでまたも足を踏み入れてしまいました(爆)

メインディッシュを注文し、今回も盛りまくり。
ただ、ここの場合はレジを出てほかのお惣菜を盛り付けるタイプではなく
レジの前にお惣菜を盛るタイプでした。これまたどっさり・・・
しかし、ちとどっさり盛りすぎたかもしれません。
レジに並ぶとき、隣のアジア人に少し目を丸くされてしまいました(´ー`;)
さすがにこれはレジの人に何か言われるやもしれないと確かに不安でもありましたが
特に嫌な顔も、何を文句を言われることもなく支払いができて一安心。
しかし、この後更なるイベントが待ち受けていたのです―――

ちと炭水化物が多すぎたかもしれないと思いながら
おいしい昼食をパクパクと頬張っているうちに、水が無くなってしまいました。
水はセルフサービスなのですが、水を入れる場所まで行かなくてはなりません。
なので、カバンもしっかり抱えて水を入れに行きました。その間ほんの数秒。

が、しかし・・・!
なんと、その数秒で帰還すると、なんと見知らぬ男が僕が座っていた席の向かいに座り
あろうことが僕の飯に手をつけようとしているではありませんか!
その男がパクっと一口いく一本寸前で僕がガン睨みしながら思わず英語で放った一言。

『Hey, what are you doing!?(おい、お前なにやってんだよ!)』
と、ここからは自分の身は自分で守る、個人主義のヨーロッパの風習にならい
僕なりの英語で、日本語にすると以下のような感じでまくしたてまくりました。

僕『あんたさ、俺がフォークとナイフをこう(食事中であるサイン。ナイフとフォークをハの字に)置いてるの見えとったんちゃうんかいな。これどう見ても俺が食事してるってことやけど、何で俺のやつ食おうとしてんねん。』
男『え、あ、その・・・』
僕『おいおっさん・・・アジア人ナメてんのか?あァ?』
男『す、すみません・・・(背中を丸めて立ち去る)』

と、以下のような文句で、恐らく今回の旅行中で一番鬼のような顔をして睨みつけながら
この不埒な盗み食い男を追い払うことに成功しました。
幸いにも奴が食べる直前だったし、睡眠薬の類も盛っていなかったのも良い感じでした。

パリの片隅で静かなる勝利を得た(?)僕は、気を取り直して次の目的地に向かうことに。
(時に、次の目的地に向かう途中の地下鉄のホームで、福田総理辞任の報をGET)
お次は、パリのちょっと南側、モンパルナス方面へ向かうことにしました。

最初は、モンパルナスのでっかいでっかい駅をうろうろしておりました。
売店が10か所近くあるではないか・・・
日本のアニメ・ゲームと大きく関連している雑誌も売っていてびっくりです。
ハルヒの表紙の雑誌が一番仰天しました。フランスの漫画人気恐るべし∑(´Д`)

ここにいて面白かったものの一つが、↓にあるように電車の案内板です。
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ふむふむ、シャルトル、ナント・・・フランス各地への電車が出ております。
国内でも、例えばJR大阪駅の場合だと、金沢行とか富山行とか見ると
どことなくワクワクするような感じがする・・・そんな感じでしょうか。
それが例え、自分が初めて来た国であってもドキドキするものです。
電車の駅って、いいもんだなあ(´ω`)
さらに、行き交う人々が更にこの興奮を昂ぶらせてくれます(`・ω・´)

でっかいでっかいモンパルナスの駅をぶらついてあとは
モンパルナス地区の名所の一つへ行ってきました↓
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パリにしては、いや、ヨーロッパにしては珍しい高層ビル『モンパルナス・タワー』です。
フランス語でのこのタワーの呼称は『トゥール・モンパルナス』だそうで。
元々高層ビルが無かったこの街、このビルは一方で随分非難を浴びたそうな。

さて、このモンパルナスタワーの展望台へ上ります。
このビル自体の、56~59 階に当たるそうで・・・地上210メートルの塔の上へ、いざ。

いやはや、やっぱりこういったエレベーターはすごく早いです。
東京都庁などでも体感したようなこの速度は・・・やっぱり独特です。
展望台に着くと、ひげを生やした穏やかそうな雰囲気の男の人が
地上階で買った入場券を切ってくれて、入口の扉を開けてくれました。
うーん、これは趣があるなあ・・・(´ω`)

凱旋門より更に更に高い所に登ってみて、もう一度パリの東西南北を見てみました。
遠くまで本当によく見えます。凱旋門の数倍高いだけありますな・・・
近場だと、下の写真のように、著名人も多く眠るモンパルナス墓地も見えます↓
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後にこの墓地を訪れましたが、この墓地は普通には入れないようだったので
著名人の墓を訪れるのはあきらめました(´・ω・`)
いや、世に名を残した偉大な有名人の墓は、このくらい安らかにさせた方が
かえって良いのかもしれない。

しかし、面白いのは外観だけに留まりませんでした。
中にはお土産屋もあったのですが
その中には、有名な日本画を元ネタにした絵葉書もあったりしました。
どうやらバカにしているのではなく、フランス人は本当に日本画好きなんだなあと
そんな感じが伝わってくる感じの絵葉書でしたね。びっくりしました。何だか有難い。

以下の文は、高所恐怖症の人は本当にきついやもしれません(´・ω・`)
一通りこの展望台を回った後に、階段を上がって更に上の展望台に行ってみることに。
しかし、このもう一つの展望台は何と外に位置しております。
56階展望台の階段を上ると、屋上のようなところに出て
外に出ている58階から、少し強い風を浴びながらもうひとつ階段を上ると
最上階の59階に到着であります。澄み渡った空気です。
この時点で空はよく晴れていて、本当に気持ちよかったです(*´∀`)

高層ビルの屋上に上る、なんて滅多に出来るものではないので
しばらくここに佇むことにしました。
望遠鏡と頑丈そうな柵があるだけのシンプルな空間。考え事にも頭を巡らせました。
それだけでも、なんだか軽く不思議なリゾート気分になれます。
この屋上、よ~く見るとコンクリートの隙間から僅かながら雑草が・・・
こんな所にも生えるものなのかとちと感動致しました。
時に、このモンパルナスタワー59階にいた時の脳内BGMが
BUMP OF CHICKENの『ハンマーソングと痛みの塔』。歌詞が頭から離れませぬ。
どんどん高くもっと高く歌声響く痛みの塔・・・・・
ふむ、このタワー、非難を浴びまくったという点では確かに『痛みの塔』かも(´・ω・`)

パリ、地上200メートル以上の空気を満喫した後に、もう一度56階展望台に帰還。
すると、こんな催しを見てしまいました。
なんと、展望台にいるお客さん達に、白ワインを振る舞うという
フランスらしい粋なサービスをしております。おぉ、これはイカしてますな(´∀`)
この時点で僕はまだ19歳だったのでお酒は飲みませんでしたが
楽しそうな雰囲気にだけふれて、酔いしれることにしました。

一見まったりしているようで随分と内面で感動したり心の上下した一日でした。
というわけで、モンパルナスを堪能した後に今日は宿へ寄宿。Merci!!

続。


今日の(・∀・)イイ!こと
折り畳み傘の袋を落としてしまったらそれを拾ってくれた人がいたこと
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by sannkaku-shikaku | 2008-09-01 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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