2008/8/30 【旅行記】Ressurect in Paris
(※この記事は2008年12月2日に更新されました)
(※一部地名に関しては、8/28日の記事の地下鉄路線図をご参照くださいませ。)
(※旅行当時は、約165円/ユーロとお考えください)

パリ4日目。

朝、目覚めたもののあまり体の調子が芳しくありません。
なんだか倦怠感がちょっとある感じです。

今日は、パリ西部のブローニュの森に行ってサイクリングでもしようかと思いましたが
体を使ってしまうことになるので、体を使わずにパリを楽しむ方針に変更。
ちょいと見て回りたいところがまだまだ沢山あったのでそちらへ行きます。
ゆったり気分で歩きまわるなら、見て楽しむものに限ります。
・・・しかし、博物館には行きませんでした。

まず最初に向かったのが『アラブ世界研究所』なる場所。
研究所、とありますが中には博物館やアラブに関する書籍を揃えた本屋があります。
因みに外見はこんな感じ↓
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建築を学んでいるルームメイトが昨日ここを訪れ
ここの窓の中心の丸い部分は大きくなったり小さくなったりして
取り入れる光の加減を調整することができるそうです。
実際見てみると、小さい●や大きい●が確かに見られました。ふむふむ。
動いて大きさを調整しているところは流石に見ませんでしたが、どうやらそのようです。
凝ってるなあ・・・(´w`)

ここにきてどこに最初に行ったかというと・・・
トイレです。

は、トイレかよと思われたやもしれませんが
欧州全体、無料のトイレというのはそうそうないものです。
そも、トイレの数自体も日本ほど多く無いので、この際に行っておかねば…と。
結構近いのに我慢しながら、トイレのある地階へ移動。。。

と、それはそれはでっかいホールでした。
誰もいない、円柱が規則的に並ぶ薄暗いホール。
アクション映画の舞台にそのまま使えそうな、でもどこか抽象的な空間に
非常に音がよく響きます。
いるのは僕ひとり。恐いような、不思議なような。
そのホールにの隅にあった肝心のトイレはすこぶるキレイで快適でした。

不思議体験した後は、上の展望台へ上ってみました。
すごく綺麗そうなレストランに、穏やかに日の光りの当たるテラス・・・
そこの柵にもたれかかりながら、しばらくぼんやりとパリの街並みを眺めておりました。
朝方感じた疲労感もどんどん癒されていきます。

その際にせっかくだから町並みをシャッターに閉じ込めてみました↓
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いやあ、青、白、緑のコントラストが美しいですよ(*´ω`)

30分ほどゆっくりしてお日様から元気をもらったくだりで
そろそろ別のところに行こうと思いました。
その際エレベーターに乗りましたが・・・
この下りのエレベーターがものすごく内臓にキます∑(´Д`)ビクッ
思わず体を伸縮させてしまった僕は、横の外国人夫婦(同じく観光客らしき)から
『フリーフォールだ』と言われてしまいました(爆)
いやあ、でもこれほど胃腸が飛び上がるエレベーターには初めて乗りました。

時間はそろそろお昼時。近くのSUBWAYでテリヤキ風味のサンドを食べました。
フランスでもイギリスのSUBWAYと同じく、この曜日にはこれが安いとか
野菜はすべて自分で盛り付けるというシステムが確立されています。
しかしこのシステム、カスタマイズが自由すぎてたまりませんな・・・
シャンゼリゼ通りのハンバーガーショップに続き、問題なく英語が通じたのも◎。

時に、このSUBWAYは昨夜食事をしたサン・ジェルマン通りの近く。
気がついたら、戻ってきてしまっていました(爆)
パリの中心部、セーヌ川の中州のシテ島もすぐ近くなので
ノートルダム寺院もこれまた近くという。

というわけでセーヌ川のほとりに出てみました。
これまた、別アングルでノートルダム寺院を一つ撮影↓
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ここでひとつ、この辺りの観光スポットに当たってみることにしました。
かつては牢獄として使われていた、コンシェルジェリーです↓
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ここもまた、国際学生証での割引が効いてLucky!
入口入ってすぐは、広々した御堂になっており、幾多もの四角柱が立ってます。
しかし、先ほどのアラブ研究所の地下のホールのように音は響きません。
重厚な、石の柱や壁が音を吸い込んでしまうようです。

かつての牢獄としてのおぞましさというものはこの段階ではまだ伝わってきません。
しかし、お土産屋をスルーしてもっと奥のほうへ行くと・・・
フランス革命の際に捕えられた人々の牢獄での様子を表した蝋人形もありました。
極めつけは、マリー・アントワネットが捕らわれた時の様子です。
常に監視された状態にあったという彼女の牢獄・・・
いったいどれほどの屈辱、辛苦であっただろうか。
彼女が使っていた家具も展示されておりましたが
囚人にしてはこれは確かに贅沢品、と思えるような陶磁器や銀細工がいっぱい。
しかし、彼女はプライバシーといった個人の自由や人の尊厳は完全に奪われていた。

囚人たちが洗濯などをする際に出てきたいた広場も開放されており
そこで囚人たちもわずかな会話をしていたことなどに思いを馳せてみました。
しかし、世界中の観光客、及びその言語が飛び交う中
かつてのおぞましさを想像するのは少し難しいものがありました。

フランスの『負』の歴史が残されているコンシェルジェリーを後に
お次はその後に続いて生まれてきた現代フランスの、
むしろ現代世界のエキサイティングな世界へトンボ返り。
コンシェルジェリーから少し北に行ったところにでっかいショッピングモールがあるそうで
そこに足を運んでみました。

日本で言うなら、マイカル等に負けず劣らずのすごく大きなショッピングモール。
映画館もあり、1,2年遅れで日本のアニメ映画が上映されているのも驚きです。
小腹が空いたので、ちょっと贅沢しておいしいアイスに舌鼓を打ちました。
ここしばらく野菜がちと不足していたので、野菜ジュースも飲みましたが
これらを飲み食いしているうちに随分元気が出てきました。

ショッピングモールでは本屋や電気製品店、ゲーム屋を見て回りました。
個人的に驚いたことばかりなのですが
日本のあんなゲームがフランスでも出ているとか
漫画コーナーは殆ど日本の漫画で、それを立ち読みしている人の
なんと多いことか、度肝を抜かれました(座り読み=ジベタリアンも結構いました)。
帰国後知ったのですが、フランス革命のときに襲撃された牢獄のあった場所
バスティーユの辺りは現在ではかなりマンガ関連のお店がおおいらしいです。
この存在を知らずにバスティーユに行かなかったのは少し残念でもある(´・ω・`)

アツく楽しいお店がいっぱいあるショッピングモールを2,3時間ほどうろうろした後
ショッピングモールの周辺を歩き回っていました、が
この辺り、歓楽街風の、なんだかアッチ系っぽいお店がいっぱいあるんですが・・・
日本製のナニでアレなビデオを売ってそうな店まであるし・・・。
日が高く、人通りも比較的多いのが幸いしましたが
なるべく堂々と歩くようにして、やや足早にこの辺りを脱出することに。
ブーメランのような軌道で再びこのショッピングモールに戻りましたが
戻り際は普通に商店やレストランのある通りになって一安心です。

今日も今日とて、パリをうろついてたらそろそろ夕飯に良さそうな時間。
小腹を満たしたアイスと野菜ジュースもとっくに消化済み(´・ω・`)

そしたら、何やら結構手ごろにお腹を満たせそうで
それでいてうまそうな場所がありました・・・ファミレスです。
今回、たまたま足を踏み入れて、そしてお世話になったこのファミレス・・・
その名は『flunch(フランチ)』といいます。
外見的にはこんな感じ(イメージ画)↓
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店に入ったら席に座り、注文するという日本のファミレスとは異なり
こちらは、カウンターに行きメインディッシュを注文し
バイキングのように置いてあるサイドメニューやパン、デザートを取り
それら取った分の合計を先に会計で支払ってから食べるというスタイル。

僕は、とりあえずメインディッシュとパンを頼んで払ったのですが
そこを出た後に、それはそれは素晴らしい幸運が待っておりました。

なんと、この注文を終えた後にも主菜の付け合わせが置いてあり
これがなんと取り放題とのこと!!
しかもこの付け合わせが、ブロッコリー、カリフラワー、フライドポテト、マッシュポテト、
ライス、ラタトゥイユ、豆ペースト、グリーンピース、パスタ、人参グラッセと
途轍もない充実ぶりです。

しばらく倹約に努めていた自分は、ここで食欲を完全開放しました。
あんまり異常に見えないように、味が混ざらないようにはしつつ
なるべくたくさん、たくさん、まんべんなく取ります。
ことに野菜は積極的にとりました。

さて、肝心の味はというと、これがまためちゃうまです!
さすがはフランスというべきが、特に付け合わせのラタトゥイユがうますぎです。
しかも、こんだけ食べておいて5~6ユーロで、しかもチップなしだなんて・・・!!
倹約旅行しながらもがっつり食べたいときには最強のパートナーです。
栄養バランス的にもハンバーガーより何十倍も強いことこの上なしかと。
いやはや、これだけ量食べたのも久々ですが、本当に御馳走様でした(*´∀`)

心もお腹も満腹になり、明日からは今朝味わった倦怠感ともおサラバできそうな状態。
さて、地下鉄に乗ろうという段階になりましたが
そこから地下鉄に乗るまでは結構いろんなことが起こりました。

まず、駅の改札口に向かっていると
なんと、駅をフル装備で身を固めた軍人が3人小隊で巡回しておりました。
PCゲームで見たことあるような分厚い軍服に身を包み
フランス製のFAMAS(ファマス)マシンガンを手に持つ姿は圧巻です。
普通にこういった光景を見ることがある下りは
フランス市民の国防・安全の意識の高さが伝わってくるようです。恐れ入ったm(_)m

生の兵士を見てなんともいえぬ威圧感と興奮(この辺りは男のある種の宿命か)を覚え
地下鉄のプラットフォームまでたどり着き、電車を待っていると・・・
何やら、見知らぬ男に話しかけられました。

フランス語はわからないんです、と英語で反応したら返ってきた言葉がコレ。
『タバコを吸わないか』とのこと。
そも、この時点で20歳じゃないし、20過ぎてもタバコを吸う気なんてさらさら無いし
ともすれば、何かの麻薬の類かもしれないと思ったので、ノーを繰り返しました。
3,4度、『あいにくですが、僕にはたばこを吸う意思は一切無いんです』と言ったあと
男は何やらよくわからん言葉を僕の耳元でつぶやき、笑顔で去って行きました。

帰国後に知りましたが、フランスでは見知らぬ男にたばこを薦めることは
ホ○や○イの人が『や ら な い か』と薦めているのと同義だということを聞きました。
そんな誘いを受け取ったのかと知って、衝撃を受けた記憶があります・・・。

ともあれ、地下鉄に乗って
まだ時間が少し残っていたので、レピュブリックRepublicに行ってみました。
宿のある場所からも本当にすぐ近くであり
本来は、ここが最寄り駅であるユースホステルをとろうとしていたのを覚えていました。

駅の周りにはめぼしい観光スポット等にはそれほど気を配ってませんでしたが
賑やかなカフェやショップが結構沢山並んでいました。
因みに、下写真は観光ガイドにも載っていた銅像です↓
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自由の象徴のような闊達さが美しいなあ(´∀`)

レピュブリックをささっと見終わって
後はちょっと地下鉄に乗って帰宿。
生まれ変わったような気分で、今日は早めにおやすみなさい。

追記:
ショッピングモール周囲を歩いているときに見つけた『ヤツ』↓
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インベーダーよ、ロンドンに飽き足らずパリにも出没するというのか(´・ω・`)

続。


今日の(・∀・)イイ!こと
仲良しの従兄からメールがきたこと
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by sannkaku-shikaku | 2008-08-30 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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