2008/8/29 【旅行記】Tower and Tomb
(※この記事は2008年11月18日に更新されました)
(※一部知名に関しては、8/28日の記事の地下鉄路線図をご参照くださいませ。)
(※旅行当時は、約165円/ユーロとお考えください)

※2014年7月26日、写真の位置に間違いがあったので、修正。


パリ三日目。

朝起きたら、昨夜の建築学の青年がいない。
僕は8時くらいに起きた気がするが、もう外出したというのか・・・すごいな。

僕もさっさと朝食を済ませたくだりで・・・
今日もも一つ、パリの有名どころへ旅立つことにします。

ココです↓
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エッフェル塔でございます。(到着当時はちょうどこのように曇り気味でした)
昨日の凱旋門からちょっと南にいけばエッフェル塔なんですよね。
とにもかくも、地下鉄でエッフェル塔の最寄り駅に向かうことにしました。

最寄り駅を降りたら、曇り空の下露店がある通りが。
エッフェル塔の近くともあって、お土産がちょくちょく売られておりますな。
さて、ここからエッフェル塔に直行したのかというとそうではなく・・・
駅から最寄りの、トロカデロ宮というところに行ってきました↓
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このトロカデロ宮、中には博物館がいくらか入っておりまして・・・
僕は、その中にある海洋博物館なるものを訪れることにしました。
海洋といってもどんな博物館なのかというと、主に船舶に関する博物館です。

イギリスの博物館とどの辺りが違うのだろうかとか
博物館ならさすがに英語は大丈夫だよなとか
色々なドキドキを持っていざ突入。

入口では、イギリスの博物館と同じく、警備のための簡単な荷物チェック。
ここは、すんなり通れました。
そこから入ると、チケット売り場です。
ロンドンは無料の美術館と博物館がわんさとありますが、パリは基本有料です。
受付のアジア系の人に話しかけ、国際学生証を掲示し
割引価格で博物館の入場チケットをGETしました(*´∀`)v

博物館の中の記述は殆どがフランス語でしたが
一部は英語の記述も併記してありました。
とはいえ、英語もフランス語も同じヨーロッパ系の言語同士。
英語をベースにいくらか意味が想像できるものも時折・・・。

言語の壁が多少ありましたが
展示品が立派だったのであんまり気にしない(´w`)
大航海時代Onlineプレイヤーの一人としては
ガレー船やフリゲート艦などの帆船の大型模型があったり
船首にある像や大砲のモデルまであったのは注目どころでした。
これらはバーチャルなあの世界が確かに存在していたという証拠品ともとれそうです。

中世から近現代の船舶、他にもその歴史などが沢山あり
他にも豪華客船、そしてそこで使われた調度品の展示などもあり興味深いです。
でも、やはり個人的に一番目を引いたのは・・・近現代のフランス海軍の船の模型。
現代も就役しているフランス海軍空母『シャルル・ド・ゴール級』のモデルは圧巻!
艦載機のラファール戦闘機20機ちょいもすごく緻密でカッコイイ・・・
もうひとつの感動どころは21世紀の最新艦『ラファイエット級』。
ステルス機能の着いた艦で、先鋭的でシャープな見た目が特徴的です。

時に、これら船の模型はというと、なんと博物館内の工房で手作りされていました。
それらを手がける職人さん達の仕事ぶりを、ガラス越しに覗くこともできました。
ドイツ風に言うなら、まさに『マイスター』ということか・・・

博物館でかなり満足した後に、改めてエッフェル塔に向かうことにしました。
お昼時になっていたので、トロカデロ宮すぐ近くの露天でパニーニを買い
近くで頬張りながら遠目でエッフェル塔を眺めておりました。
うーん、噴水と街路とのコンビネーションが美しい光景だぜ・・・
して、パニーニ、軽食だけど侮れないうまさ。ハーブが効いてます(´ω`)

腹を満たした後は、エッフェル塔に大接近。
ここまで来るのになんだかもたもたしている感じがしますが
少しずつ駒を進めていくのもまた乙なものなのですよ(´∀`)

トロカデロ宮脇の階段を降り、噴水の横を通り、セーヌ川の上の橋を渡り
これまた、パリでも世界中の言語が飛び交いまくる場所の一つ
エッフェル塔の根元に到着しました!その時間、およそ8分ほど。
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下から撮影の図↑

高い所に登るというのは昨日の凱旋門でやったし
見るポジションも凱旋門と結構似通いそうだし
何といっても、東京タワー展望台の3~4倍は並んでると思われる行列なので
展望台に登るのは断念しました。
ただ、エッフェル塔の根元をうろうろするだけでも
その雰囲気でずいぶん楽しめるものがあります。
観光客に並び、お土産屋やアイス売りがこれまたいっぱいいて賑やかです。
(アイスをつけてスリをやる輩にはこの際十分気をつけていました)

ちょっと休憩するかと思って近くのベンチに座り、はたと横を見ると
なんと、軍事トラックが駐車してありました。
そしてその横には、兵士かと思われる人たちが3,4人ほど。
欧州って結構軍隊がオープンだと聞いたけど、なるほど、見事に溶け込んでる・・・
生の軍人を見たときには、驚きはありましたが、恐怖感はあまりありませんでした。
寧ろ、欧州での成熟した個人主義・自己防衛の精神を垣間見た気がしました。
(トラックは軍事に関連するものになるので、さすがに撮影はやめました)

さてさて、エッフェル塔からさらに奥に進むと、芝生が広々と広がっております。
家族連れの人達が休憩しているのもたくさん見かけました(´ω`)
芝生の方面からもうひとつエッフェル塔をパシャリとな↓
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芝生の横をひたすら進み進むと
フランスの陸軍学校なるものがあります。
これがまた、立派な建物だったので撮影しました↓
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屋根になびくフランス国旗がまた凛々しく美しい。
祖国のために・・・

ここまで来たところでちとどこへ行くものか思案にくれてしまいました。
観光ガイドをぱらぱらとめくり、現在地(陸軍学校の前)から近い
面白い観光地はないかと探してみたところ・・・
何やら、これまた軍事に関連する博物館があるようだったので行ってみることに。

地下鉄に乗り、歩き、10分後・・・
目的地の博物館らしき場所が見えて参りました↓
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青銅でできた大砲がずらりと並んでおります。
しかし、一見すると博物館というよりはホテルのような・・・

さて、チケットを買い、博物館へ入館です。
ここには中庭のようなスペースがありましたが
そこにはさらに大量の大砲がずらりと並んでおりました。軽く50個はあったはず・・・
そして、陽光がとても暖かくて眩しい・・・

ここの主な展示物は18世紀~冷戦期に至るまでの戦争が主体です。
特に、フランスは第二次世界大戦時にナチスドイツに占領されたことがあるので
そこのあたりの描写は細やかです。
ナチスドイツ反抗の長で、後に現代のフランス共和国初の大統領となる
ドゴールの着た衣服まで展示されておりました。
言語は、展示物紹介に英語が併記されているものが非常に多く
先ほどの海洋博物館より意味がとりやすかったです。

個人的に衝撃を受けた展示は(それは、僕が日本人であることも一因だが)・・・
太平洋戦争で日本がアメリカに降参した日のアメリカの新聞の記事があったのですが
その新聞の第一面に、大きく『JAPS FALL!!』と書かれていました。
いかにアメリカで人種差別が大きいかが、差別用語を通じて伝わってきます。
何か訴えかけられるものがあります。日本人じゃなくても考えさせられそうだなぁ。


(2014年7月26日、追記)
因みにこちらは、ナポレオンの墓です…↓
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一通り展示品を見たらのどが渇いてしまいました。
と、そこで普通の自販機より安くジュースが売ってる自販機を発見!
嬉々として一本、欧州独特のこんなジュースを買ってみました↓

『シュウェップス』という名前でございます。
グレープフルーツ風味で、重厚な炭酸テイストです。
スプライトやサイダーとは違う重い炭酸。甘さの中にすこし苦味があり・・・
これはクセになりそうなウマさ。奥が深いぜ・・・

時に、この博物館の裏には、ある超有名人の棺があります。
その有名人の名前は、ナポレオンでございます。
ナポレオンの眠る場所は、下の写真の『アンヴァリッド』という場所です。
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屋根が黄金色に輝くこのアンヴァリッドは、元々はパリの武器庫だったそうで
フランス革命の際には、民衆はここから武器を奪い取って蜂起したそうな。
それが現在は、ナポレオンの眠る地となっております。
そして、おそらくはピラミッドに並び、世界一騒がしい墓であることでしょう。

いやはや、それにしても気がついたら見事に空が晴れてきて
気持ちいい蒼天が広がっております。空気が軽やかだな。
そんな中、世界一うるさい墓に行ってきます。

中がこれまた、エッフェル塔並みにマルチランゲージ状態。
世界中の言語が飛び交いまくっております。団体観光客もちょくちょくいます。

ここの中央に位置するナポレオンの棺がこちら↓
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下から眺めることもできたので、下からも覗いてみました。
棺の周囲に通路がありそこから覗けますが、実に巨大な棺でございます。
そして、通路の壁には西洋画がたくさん書かれております。
かつての指導者の棺の周りは、はかくも壁画(と喧噪)で埋め尽くされている・・・

うーん、気がついたらだいたい6時くらいになっていました。
ひとまず、スタート地点のトロカデロ宮の方へ戻ることにしました。

何をするまでもなく、ぶらぶらと地下鉄のって、歩きます。
(パリの地下鉄は駅と駅の間が1分と無いし、頻繁に来るので本当に便利ですね)
道中、怪しい似顔絵かきに英語で話しかけられ、断固NOと主張し振りほどく。
振りほどいたその先にも似顔絵かきらしき人間がずらりと並んでいたので
パリの街路を短距離ダッシュして、似顔絵かきの脅威から早めに脱出しました。
(欧州では、タダで似顔絵を描くといいつつ
完成したら料金を請求するという悪徳商法が実在します)

この時間帯、トロカデロからいい具合でエッフェル塔が目に入ったので
これまたもう一枚撮影!↓
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晴れ空バックで撮れたことが喜びでございます(*´∀`)b
しかし、4枚も撮ってここに載せるのはちょっとくどいだろうか(´・ω・`)

いやあしかし、何か軽く食べれてウマいものはないものかと
ガイドブックを開いて思慮にくれていたら
『ギリシャ風サンドイッチ』『チュニジア風ドーナツ』なるものが目に入りました。
どうやら、ここからちょいと東のサン・ミッシェルSt-Michelに行けば食べれるらしい・・・
こりゃ、是非食べたい!ということで早速行くことにしました。
ここで、初めてパリでバスを使うことにしました。
バス停名がフランス語になってるから、気をつけないと・・・

停留所を間違えることなく、無事にセーヌ側沿いのサン・ミッシェル通りに到着。
空が少し黄昏てきたかというところですが、まだ7時過ぎたくらいです。
おそらくこの晴天の霹靂は9時前くらいまで続くはず・・・

ちょっと細いこの通りの界隈で、犯罪にあわないかは少し心配でしたが
そこは自分で警戒心を持ち、しっかり行動。心の中にはマシンガン。
とはいえ、人の交通も結構あるし
堂々と、ある程度貴重品に気を配っておれば結構大丈夫なようです。

この界隈では、世界各国のいろんな料理が食せるようです。
インド料理、中華(テイクアウトも)、スコットランドパブ、日本食、ユダヤ料理・・・
その多種多様の中で、ギリシャ系、チュニジア系の料理も見つけました。

まず、夕飯はこちらのギリシャ風サンドイッチ↓
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ローストした羊肉をトルコ料理のケバブのようにこそぎ落し
その羊肉を、フライドポテトやレタスと一緒に薄いパンでダイナミックに巻きつけます。
こぼれおちそうな具を、いっきにがぶり。
・・・こ、これはっ・・・

うまあああああああああいぞぉぉぉぉぉぉぉ∑∑∑∑∑

異国で、これまた自分の母国ではまずほぼ食べれないこの貴重な味覚・・・
ファーストフードのように見えるけど素朴で、しっくりくるこの味わい・・・
欧州にきて9日目の今日、電撃を食らったような気分です。
うわー、こりゃうまいわ・・・また食べたくなるわ・・・

ギリシャ料理などという珍しいものを食し、もうワクワクが止まりません。
さて、お次はフランスから地中海を真南へ跨いだ場所にある国
チュニジアのデザートに挑戦です。

先ほどのガイドブックのチュニジア風ドーナツを買ってみることにしました。
砂糖をかけるかどうかを聞かれたときに、何のことかが分からず
店員さんが白い粉を指差したので、僕が『Ah,sugar?』と聞いたら通じました(爆)
迷わずたくさん降ってもらいます(´∀`)シュガープリーズ
して、出来上がった品がこちら↓
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一般に知られているドーナツに比較して
油で揚げていないのが特徴だそうです。
どれ、食後のデザートを一口、頂くことにしますかな・・・

パクッ

(゚Д゚) ・・・。

( Д )             ---=== ゚ ゚ シュッポーン

( ∀ )うますぎるぞぉっ!!         ...。 ....。 コロコロ  ∑(゚△゚;)←驚くパリジャン

揚げていないが故にあっさりとしていて
そしてガリガリと噛み砕かれる度に甘味が広がる砂糖と
もちもちとした触感のドーナツ本体とのハーモニー・・・
これは、うまい!ヘルシーさに相まってうまい!
ちなみに、これら二つは合わせてたったの5,5ユーロ。御馳走様でした♪

パリ独特のB級グルメに存分に舌鼓を打った後は
サン・ミッシェルすぐそばのノートルダム寺院を見に行ってみました。
いやほんと、セーヌ川の橋を渡ってあっという間でございます。

この時点で、大体夕方8時。早速一枚撮影してみました↓
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いやぁ、造形が綺麗ですね。セーヌ川と青空と、黄昏とがよく似合います。
寺院前の広場には人が、そしてハトもいっぱいで賑わっておりました。
うーん、しかしこれはいい休憩スポット!
気候がすごくよかったので、しばらく読書にふけることにしました。

さて、そろそろいい時間帯になってきた辺りで、宿に戻ることにしました。
あとは、悩み事が少しあったので解決しておくことにしました。
それは、パリの公共交通乗り放題チケットの『パリ・ヴィジット』のこと。

昨日から、何故かパリ・ヴィジットの反応があまりよろしくなく
切符を入れても入場できないパターンが多かったのです。
なので、最寄りの駅でこの問題が解決できないか聞いてみることにしました。

窓口には若いお姉さんが・・・
先ほどの客がフランス語でやりとりしていたのを見て、英語は大丈夫が少し悩み
僕の番になってから、英語で話しても大丈夫かという旨をまず話し
多少なら大丈夫だと答えられたので、なるべくシンプルな英語で要旨を伝えました。

切符を通しても通れないことがしばしばあるけど、どうしたらよいのか、と聞いたところ
このお姉さんは新しいパリ・ヴィジットに交換してくれました。
あれ、しかも何やらカードケースまでついてる!こりゃいいなぁ。
問題解決にとどまらず、こんないいことまで起こるとは・・・Merci!!!(*´∀`)b

いやはや、すっかり楽しんだところで今日も帰宅です。
さて、同室のあの青年はというと
建築を学んでいるだけあり、パリの有名な建築を回りまくったそうです。
デジカメ片手に、100枚以上写真を撮ったそうな。すげぇ・・・
その中には、興味をそそられる場所もあったので
また行ってみたいと思います。

追記:
パリ・ヴィジットを交換してもらうくだりで
なんと、改札機の入り口を乗り越えて無賃乗車している輩がいました。
パリの地下鉄の改札機のドアがややこしい理由がちょっとわかった瞬間・・・


続。


今日の(・∀・)イイ!こと
友人のネタいっぱいのメールに存分に笑わされたこと

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by sannkaku-shikaku | 2008-08-29 00:00 | 旅行記 | Comments(2)
Commented by ぴぃち at 2008-11-19 00:30 x
うわーフランスはステキですね~(*´ェ`*)
ヨーロッパは実際に入ったことがないのですが、すごく上品な感じがします。
それに対してアジアや中国は街も人もカラフルで、貧富の差が激しくて、そしてなぜかものすごくエネルギッシュです。
自分のエネルギー吸い取られます・・・
Commented by さんかく@Blog主 at 2008-11-20 01:42 x
>ぴぃちさん
ヨーロッパから日本に帰ってきて感じたことの一つに、証明の眩さがありました。
大阪の夜の証明ですらちょっとチカチカする感じがしたほどです。
それに比すると、アジア諸国は写真で見ててもその上を行きそうですね・・・
一昔前に、家族で香港に行ったことあるのですが、おぼろげな記憶しかなくて。。。

アジアの熱いエネルギーに負けないくらいタフでいたい、とも思いました(`・ω・´)
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