2008/8/27 【旅行記】お安く越えられます
(※この記事は2008年10月14日に更新されました)
(※記事中の地名の場所を参照する場合は、2008年8月20日の日記に画像添付してあるロンドン地下鉄路線図をご利用ください。公園・施設の名称は除く)
(※旅行当時は、約210円/ポンド・約165円/ユーロとお考えください)

ロンドン最終日・パリ一日目。

愉快で懐でかくて落ち着いた大英帝国の首都、ロンドンとは今日でお別れです。
今日は格安航空に乗って、華の都と言われるパリへ向かいます。
昨日は滞在中でも夜更かししてしまった方なのですが、早めに7時には起きておく。
朝食は、丁度いい具合に残ったイチゴミルクや炭酸水を全部飲みほしてしまう。
わが財布の恩人、冷蔵庫よ、さらばだ。美味しかったぜ!

滞在初日からずっと封印していた小型スーツケースを、地下ロッカーから開封し
昨夜にあらかた整理しておいた荷物を一気に移動させます。
予め整理とシミュレーションしておけば、ものの十分くらいで鞄に全部入りました。
パスポートは勿論手元に移動させます。

この日は、3~4日間ほど一緒にいたフランス人の面々もチェックアウトです。
一緒にフロントのカウンターに行きました。
彼らの住む国の首都に行くわけですが
南仏出身の彼らからすると僕がこれから行くところはどのように見えるんだろう?

帰国したらFacebookを始めることを約束し
彼らとは感謝を告げて別れ、そしてユースホステルともお別れ。
最初はすごくドキドキしたユースホステル、そしてはじめてのヨーロッパ生活ですが
一つの宿に泊まり終えて、少し自信がつきました。
次の宿はフランス。どんな宿なのかちょっと緊張しながら、いざ隣国への第一歩。

さて、ここからはロンドンの田舎の方面にある、ルートン空港へ向かいます。
英国に行かれた方でも、ともすれば英国人ですら『そんな空港、聞いたことないぞ』と
そんな感じの空港です。(前述の同居のフランス人達も知らないと言っていた)
ヨーロッパは(今回僕もお世話になる)格安航空が大きく発達を遂げておりますが
格安航空は運賃を安くするために、このようなマイナーな空港を使う傾向があります。

毎日歩き詰めたオックスフォード界隈へ、今日は大きい鞄を持って入って行き
ひとつチョコバーを買って、そこからは地下鉄に乗りました。
チョコバーが何故かって?向こうのチョコバーは安くてうまいんですよ・・・(*´д`*)

混雑にあうこともなく、昨日偵察したヴィクトリア駅にラクラク到着。
最後にもう一度、Wasabiで飯をひとつ。昼食です。
テリヤキ風味の炊き込みごはんを買いました。

昼食を買ってからは、今回利用する格安航空、イージージェットeasyjetが出している
イージーバスeasybusの乗り場へ行きます。
昨日確認したところにちゃんと止まってる・・・よーし、いいぞ!
イージーバスの車両は、こんな感じ↓
e0120944_2335040.jpg

オレンジ色の明るいカラーです(´∀`)

このバスに乗るためにあらかじめ日本で予約をとりました。
インターネットでイージーバスのHPにアクセスし
そこから予約の手続き(人数や日程のチェックなど)を済ませ
その後に印刷できる予約確認書類をプリントアウトし
バスに乗る当日にバス運転手に見せて乗り込むという形式。
国内旅行でもある、典型的なインターネット予約とほぼ全く変わりませんでした。

バスの運転手に用紙を見せれば、すんなり乗車できました。
しかし、出発までずいぶん時間があると思ったので・・・
バスの外に出て昼食を(運転手さんから見える圏内で)食べることにしました。
(バスの中は飲食厳禁だったのです)

しかし、飲食の途中で運転手さんに呼び止められて、なぜか乗ってくれと言われました。
10時50分出発で予約したはずなのに、時計を見たら10時15分。
この時間は、僕が予約したひとつ前のイージーバスが発車する時間でした。
その時間になったので予約した時間がずれていたのに出発してくれました。
照り焼きライスが少し残っていますけどね(爆)

しかし、ヴィクトリア駅から出発したのはどうやら僕だけの模様。
バス独占状態になってしまいました。

その後は、ロンドンの街中の何箇所かに停泊しながら
イージーバスに乗る乗客を拾い上げていきます。気がつけばどんどんバスは一杯に。
地下鉄のゾーンでいうなら3か4くらいだろうか・・・
そんな郊外地域へ向けて、バスは進んでいきます。

全部のバス停を回ったと思われたところへ
バスはさらに郊外へ進んでいきます。
街の中心からは遠く離れ、高速道路に入ったらそこは草原が広がる冷涼な大地。
日本だと山林が多いことに比べて、非常に印象的でした。

1時間半ほどバスに乗ってたと思われる所で、ルートン空港に到着!
なるほど、確かにこういう空港は格安航空の巣窟(!?)になっているようだ。
写真は撮りませんでしたが、イージージェットの全体オレンジ色の格納庫も見えました。
全部がオレンジ色になっていて、でかでかと『easyjet』と白文字で書かれている格納庫
これは存在だけでものすごく目を引きました∑(゚Д゚)

さて、まずは空港に入ることに・・・
お、これは結構快適な空港のようだ。
格安航空がたくさん来て潤っているのか、小売店がたくさんありました。
なんとゲームセンターまであり、『タイムクライシス3』まで置いてありました。1回1ポンド。
すごくプレイしたかったけど・・・今回は荷物もあるのでやらないことに(´・ω・`)

残った昼食(=美味いテリヤキライス)を食べきった後に
搭乗カウンターへ向かいます。
大手格安航空の一つ、ライアンエアRyanairのカウンターがびっしり。
イージージェットは意外と少ないようだ。

その意外と少ないイージージェットのカウンターに行き
これまた日本で予め予約しておいた時にプリントアウトした予約確認を見せました。
うまくいくかドキドキしましたが・・・無事成功。もう本当に、ラクラク成功。
荷物も条件を見事に満たしていて、追加料金を取られることなく無事成功。
嬉々として搭乗チケットをGETです!
格安航空は、本当に『格安』にするために乗客にいくつか『お願い』がしてある分
うまくその『お願い』をパスできた喜びは大きなものでしたw

その後は時間に比較的余裕がありましたが
念には念を入れて、早めに搭乗審査を受けることにしました。
ここは、持っていた水を没収された以外は、何もナシ。

パスポートチェックの際は、日本のパスポートが珍しかったのか
『Japan?』と審査員の人に声をかけられました。
アジア人の乗客自体がともすれば珍しいかもしれませんが・・・w
その際、パスポートには本人確認をするためのとある『仕掛け』まで見せてくれました。
日本のパスポートだけがそういう風になっているのが珍しかったのか・・・
いいのですかね、そんなの見せちゃって(´∀`;)
まぁ、勿論僕にはそんなものを模造する技術はありませんし、持つ気も無いですが(爆)

何はともあれパスポートチェックを終え、ターミナルへ行きました。
うおっ、ここもまた免税店や小売店、本屋、薬局、カフェ・・・とこれまたお店が充実!
サイズが大型の空港より小さいだけで、品物の充実度は引けを取らない気がする。
しかし、待ってる人々に家族連れも結構いる。
そしてアジア人は見た限り僕しかいないようである(核爆)

僕が乗るはずのパリ行きの飛行機は、まだボードに表示すらされていなかったので
免税店や本屋を見たり、ゲームをしたりしながら時間を潰しておりました。
しかし、ここまでロンドンから離れて二階建てバス絡みのお土産を見ると
なんだか奇妙な気分にさせられてしまいます(つ∀`)
さしづめ、日本の高速のSAで、その辺りのお土産を見かけるような感じでしょうか?w

ボードにパリ行きの飛行機が表示された時に、搭乗ゲートへ移動開始しました。
結構通路が長かったです。まぁ、大きな荷物がないからまだ楽か。

しかし、パリ行きのゲートは行く人が結構多くて、並びました。
と、そこで日本人(大学教授か?)を見つけました。話したりとかはなかったですけど。
パスポートを見ればわかりました。アジア人、しかも日本人いたぜ・・・

並んでいる途中に窓から見えた、イージージェットの機体を撮影↓
e0120944_2335977.jpg


さて、伊丹や成田を出た時と同じようにチケットを通した後には
飛行機に搭乗するまで20分ほど待ち・・・いよいよ搭乗。
この時、飛行機に乗るまで外を歩いて搭乗したのは初めてで、新鮮でした。
外の風を感じながら飛行機に乗るのって、楽しいなぁ・・・

そして、いよいよ中に入った格安航空の飛行機の中。
真ん中が通路で、三列シートが左右にひと組ずつ。
格安航空では座席の予約はないので、自由に着席ができます。
逆にいえば、『早い者勝ち』なのです。
僕は機体の中央部に窓側の座席が空いていたのを見つけ、そこに着席。

しかし、侮りがたし格安航空。
座席についている機内誌は結構なボリュームでした。
全日空の『翼の王国』にひけを取らないと思いました。(勿論、書中の言語は全部英語)

離陸した後は、客室乗務員による、救命器具の使い方の『実演』がありました。
機内食は有料のサンドイッチがあり、食べている人も見かけました。
聞いたことのある、格安航空が格安であるためのこれらのノウハウも
実際目にすると、やはりこういうことなんだなぁと伝わってきます。

しばらくすると、イギリス上空からドーバー海峡の上空に。海の上だ。
機内誌をず~っと見ていると
イージージェットが利用している空港が載ってるページに出くわしました。
イギリス内ではロンドン以外にマンチェスター等もあり
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、カナリア諸島まで飛んでいる・・・
そんなこと知ると、旅してる途中だというのに旅がしたくなってしまうのであった(爆)

さて、ロンドン~パリは大阪~東京より少し短い、50分ほどで到着。
ここまで明かしませんでしたが、パリで着いた空港はシャルル・ド・ゴール空港。
ヨーロッパでも屈指の大空港です。お名前をご存知の方も多いことでしょう。
イージージェットは格安航空なのに、こんな大空港にも着いてくれるのは
予約した当時の自分にとっても大きな驚きであり、喜びでした。

舞台は一気に英語圏からフランス語圏へ。
さすが大空港ともなると、英語も一緒に表記されているので助かります。
これといって学んでもいない言語が使われている国でどこまでいけるか?
そんなことを考えながら、ド・ゴール空港にてフランスへの第一歩。

因みに、ここまで国境を越えるのに、バスと飛行機の代金を足して
日本円にして合計9000円ちょっとです。
ヨーロッパ お安く国境 越えられます。(謎の川柳)

パスポートチェックも楽々終わり、荷物を引き出すのみ・・・
10分ほど荷物を待ってから、無事荷物を引き出せました。
ここで、通貨がポンドからユーロに変わってしまうので
ATMを探して、ユーロを引き出すことにしました。

ヒースローの時に比べて、ATM発見には随分時間がかかってしまいましたが・・・
広大なド・ゴール空港で無事にATMを発見しました。
周囲に警戒しながらも、無事に金を下ろせた・・・と思ったその時。
お金を入れて財布をカバン奥にしまった瞬間に、何やら女性が近づいてきました。
何やら署名を集めているらしく、英語が書かれていたので読んでみたところ・・・
聴覚障害者のための署名のようです。よく見ると大阪から来た人が署名してる・・・
一瞬心が揺らぎましたが、なんだか怪しい感じもしたので、心を鬼にして無視しました。

その後はトイレで隠れるように(!)、両親からの餞別であるユーロを財布に補充。
150ユーロほど入っていました。本当に助かります(*つДT)
今回はこれを宿泊代にあてます。

無事に財布にお金を補充した所で、パリの高速鉄道『RER』の入り口を探します。
RERは、東京の都営地下鉄が思いっきり郊外に延びたもののようなものでしょうか。
この乗り場がまたなかなか見つかりづらくて随分歩き回ってしまいました。。。

切符を買うときは、親切なお姉さんがいて、英語も全く問題なし。
運賃が予想通りとはいうもののちょっと高めで、ホテルのある駅まで8ユーロしました。
改札口も、ちょっと変わったシステムで少し迷ったので
他の人がやってるのをさりげなく見てから、そのスタイルを真似しました。

空港から乗るものの、なんだかヒースロー空港から地下鉄乗った時よりも
乗客が観光客である割合が一回り高い気がするパリのRER。
勿論僕もその一人なわけですが、なんとか窓側に座り、鞄も足元に置けました。

さて、空港からいざ華の都へ向かう・・・というところで車窓を見ていたら
なんとも、予想外の景色が広がっていたのです―――

別に僕はそれで凹んだとか悲しいとか
多くの日本人がパリに対して抱いているどこかキラキラしたイメージも
心に持っていた訳でもないですが・・・

これはいろいろと考えさせられました。
ド・ゴール空港からパリに入る際、観光客はこんな景色に迎えられます――落書きです。

日本でも、ヤンキーがやるようなアメリカンパンクなあの落書きです。
しかも、量が半端ではない。延々と続くコンクリートの壁に延々と連なる落書き。
もうどこもかしこもびっしり状態です。

フランス人の芸術根性がこんなところで歪んで出ているのか、とも思いましたが
移民の問題も抱えている国でもあるフランスだし、これは移民の仕業なのか。
と、『華の都』の姿についてなんだか考えさせられます。

その後は地下鉄に乗り換えて、まっすぐユースホステルへ。
地下鉄のシステムは、イギリスとも日本とも少し違います。
ドアにレバーがついていて、降りる駅が来たらそれを上に上げると
ドアが開く。それがパリのスタイル。(勿論走行中にレバーを上げてもドアは開きません)
なので、駅についても全部のドアが開くことがないこともあります。
このため、ドアが開かない時は車内が結構蒸し暑いことも・・・
また、上げ下げできるタイプの座席も結構ありました。

さて、目的地のユースホステル最寄りの駅に着いた頃には
ちょっと薄暗い時間帯になっていました。
しかし、街並みがちょっと日本の少し路地に入った所みたいかも・・・?
ちょっと汚くて、少しデンジャラスな雰囲気。
観光客を狙う不埒な輩が出てくるかもしれないので、早足で大きな道路に出ます。

その後、地図を見ながらユースホステルの場所を目指していました。
途中、ちょっと立ち止まって考えていたら、何やらおばあさんが話しかけてきました。
見たところ乞食の類ではなく普通に散歩していたおばあさんで
英語は話せないようでしたが・・・

地図を見せてここに行きたい、というのを大雑把にしめしたら、
おばあさんが次の角を曲がれば行けるということをジェスチャーで示してくれました。
僕も元気よくガッツポーズで返した時のあのおばあさんの喜びようはよかった(*´∀`)

おばあさんの言うとおりに進んでいくと、そこにはまさにユースホステルがありました。
名前も場所も、本当にその通り。旅は誰に助けられるか分からないもの。(逆もしかり)

結構世界のいろんな場所から観光客が来るところのようで
英語でのやりとりはスムーズに済みました。ロンドンより、ちょっと古いかな?
こちらも予め国内で予約してあるので、余裕でチェックイン&支払。
カードキーをもらっていざ部屋へ。

しかし、カードキーがいくら差してもなんだか機能しない・・・
どうしたものかと思っていたら、そこで女性が通りかかり・・・
カードキーの通し方を教えてくれました。
単にカードキーの向きを間違えていたというアホっぷりを炸裂させていた自分(核爆)
旅は誰に助けられるか分からないもの。(その2)

ロンドンとはまた全く違う宿なので、荷物の管理スタイルなども少し変更しました。
とりあえずは、入浴道具、パジャマ、充電器は手元に出すことに決定。
パスポートは南京錠でカバンの一部のポケットに封印することに。
国際学生証があるので、身元証明にパスポートを使うことは無いからです。

荷物のあらかたの整理を終えてからは
ホステル内部の施設の場所を確認しました。
トイレ、シャワー、洗濯機などなど・・・うん、なんとかやれそうだ。

シャワーはこれまたちょっと変わっていて最初は戸惑いましたが
どうせロンドンでもそんな感じだったんだし、なんとか慣れることでしょう。
しかし、シャワーの水圧がロンドンに比べれば随分強烈だったなぁ(つ∀`)

そろそろ寝るか・・・と思ったとき、何か忘れているような・・・?
ロンドンで買ったチョコバーを食べていないことに今更気づきました(爆)
うーん、冷涼なヨーロッパとはいえ、ポケットの中に入っていたものだから
開封したらドロドロになっていました(´・ω・`)
まぁ、美味しくいただけたからよしとしよう・・・w

夕暮れのパリを写真に収め、その後しばらくしてから眠りに就きました。
e0120944_234766.jpg


続。


今日の(・∀・)イイ!こと
空港でのトイレは無料だったこと
[PR]
by sannkaku-shikaku | 2008-08-27 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
<< 2008/8/28 【旅行記】... 2008/8/26 【旅行記】... >>