2008/9/26 三都比較:コスモポリタン度編
(※8月24日分の旅行記を更新いたしました)

前回の三都比較に関して、大航海時代Onlineでこんな反応を頂きました。
パリの地下鉄で、謎の男にタバコを薦められたという件についてなのですが
フランスにおいては、見知らぬ他人にタバコを薦めるということは
なんと『や ら な い か』の意味があるそうです。
大麻やコカインどころではなく、アッー!の挙句にとんでもないものを持っていたかも・・・。

さて、三都比較を今回で最終回にしようと思います。
今回の場合は、この三都がどれくらい世界と混じっているのかという度合いを
少ない範囲ではありながら見てみようかと思います。

世界の多種多様な民族が入り乱れる空間。
東京においては、浅草辺りに特に集中して見られます。
パリでも、凱旋門、エッフェル塔などの有名観光地では勿論のこと。
厳密にはパリには位置していないヴェルサイユ宮殿でもかなりのものです。
ロンドンではバッキンガム宮殿での衛兵交代式では
最低でも8種類は言語を聞いた記憶があります。

しかし、今挙げた例は観光地に限定してのこと。
街全体ではどれくらいいろんな人々や言語が飛び交っているかということに関しては
この辺りは結構差があるんじゃないかと思いました。

こうして見ると、東京はまだまだそれほどでもない気がします。
普通の街中では外国人や外国語が飛び交うのが普通な状況というのが
最近やっとそうなりはじめているかなという気がします。

街中の案内やガイドは
英語を初め、近隣の韓国語・中国語の表記も増えてきております。
(秋葉原のヨドバシカメラでは店外VTRに中国語のみのガイドが出るほど)
しかし、国際語となった英語を使い、口頭で対応する『通用度』に関するならば・・・
東京ではパリと比較しても低いでしょう。
ただし、地下鉄の英語アナウンスは別です。
かな文化とアルファベット文化の違いもあるかもしれませんが
この英語のアナウンスは非常に親切かもしれません。

また、外国人に対する排斥心や嫌悪感が無いのは分かりますが
英語ができるできないに関わらず、外国人を前にすると萎縮してしまう人が多いのも
気になるところではありますね。
若い世代を中心にそういう傾向は幸いにして消えつつあるようですが
時が経つにつれ、もっと外国に対してもふところが広くなってほしいなと思います。

パリは公共機関や店舗などにおいては
フランス語が駄目であった場合、英語への切り替えが非常に早いです。
また、フランス語が話せない人間への嫌悪感も露骨に出すことはありませんし
それどころかかなり流暢な英語を話します。(ハンバーガーショップの店員でさえ!)

口頭での対応は非常に流暢でありながら逆に少し不親切なのが
公共施設(博物館・美術館含む)の案内に関しては英語の表記が少ないこと。
英語が分かれば少しだけ意味を演繹することもできるのですが・・・

例えば地下鉄では、出口の方向を示す場合は
フランス語の『Sortie』だけで『Exit』の表記はなし。
ひいては出口を示すような記号すらありません。

世界に対するふところが一番でかいのは、この三都ではロンドンに落ち着くかも。
単に公用語が英語だというだけではなく
平生から世界中の人間、世界中の言語が行き交うのが
観光地のみにとどまっていない感じがしたのが印象的でした。
観光客だけではなく、世界中から人が集まって住んでいる感じもしました。
いろいろな所からいらしているので、同じ英語でもちょっと訛のある英語が聞けたり・・・
それだけいろんな人が来てるんだなぁというのがそういうところからも感じられたりも。

欧州二都に共通していえるのは
一部の食品の成分表記には、何ヶ国語もの言語が書かれていること。
宗教的な配慮も兼ねていると思います。豚肉とか牛肉とか・・・

宗教といえば、『三都比較:空港編』の記事と少し係わりますが
イスラム教への受容度も、かつては全面的に敵対していた宗教ではありますが
今では結構高いということです。
街中ではイスラムの衣装で歩く女性を多く見かけましたし(男性は溶け込んでると思う)
モスクも街中にあるくらいです。ユダヤ教の礼拝堂、シナゴーグもあります。
宗教的な受容度は、これからはインド等ともかかわりが増えてくるであろう東京も
今一度見直した方が良いかもしれません。

因みに、ロンドンには約10万人の日本人が住んでいると言われていて
何しか言語が変更できる場合、またはいろいろな言語の書籍がある場合は
アジア系の言語では真っ先に日本語が出てくることもしばしばあります。
例えば地下鉄の切符券売機では、出てくる唯一のアジアの言語が日本語なくらい。
中国語はどこにいったんだ?と不思議になるくらいです。
最もこの傾向ももう数年ちょいで変わるかも?

この三都にとどまらず、世界中の都市はダイナミックに変化を遂げていきます。
しかしその中にも、歴史や習慣、そして今変わりつつあることがあって面白い。

ここまでお付き合いくださりありがとうございましたm(_)m


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by sannkaku-shikaku | 2008-09-27 13:48 | 旅行記 | Comments(0)
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