2008/9/24 三都比較:公共交通編
(※遅ればせながら・・・8月23日分の旅行記を更新しました。)
(※二日目に、ライフログの入れ替えを行いました。
画像がうまく表示されないものも多かったので、主にそれらの削除及び、
今年の夏になって人生の中で大発見した素晴らしいものの掲示を行いました。)

二日間をおきまして、三都比較をその三をやってみたいと思います。
今回のテーマは、バス、電車、地下鉄などの公共交通です。

公共交通を利用するとき、もしかしたら乗り放題の券にお世話になることもあるでしょう。
この乗り放題チケット・・・
東京の場合は東京メトロ一日乗車券から始まり
さまざまなフリー切符があるのですが、
いかんせん、分類が細かすぎるのが欠点でしょうか。
電車のみ、メトロのみ、あれはバスと電車・・・で頭が少しこんがらがるかもしれません。
ゆりかもめ乗り放題、などは少し中途半端かもしれません。
逆に、これしか乗らないと分かっている場合はお得です。
また、乗り放題の日程が『一日』だけに限られているように思います。

欧州は、日本と料金制度が異なり『ゾーン制』であります。
ゾーン内での駅・停留所の移動なら、乗り放題ということになっていますが
電車だけ、とかバスだけ、というのはなく
これひとつで公共交通は全ていける!というチケットを発行するケースが多いです。

パリの乗り放題券『パリ・ヴィジット』は、少しまとまって
地下鉄、バス、高速鉄道RER、電車と全て乗ることができます。
ただ、ゾーンの区分がちょっと大雑把なのが欠点でしょうか?
ゾーン1~2の分と、ゾーン1~6の分しかありません。
3~5まででいいという場合は、迷いますね。

ロンドンの乗り放題券『オイスター』のスゴイところは、デジタル化されている所。
地下鉄、バス、DLR(東京のゆりかもめ、大阪のニュートラムみたいなものか)、電車
全て乗ることが出来ます。電車はナショナル・レールNational Railと呼ばれています。
このオイスターは日本でいうところのPASMOやICOCAに似た機能も持っているらしく
一枚のデジタルカードに乗り放題のデータを入れておく模様。
僕も持ってますが、次にもしロンドン行ったときにこれにデータを入れてくれと言ったら
またそのデータを入れてくれる・・・のかな?と憶測。
なんといってもデジタル化されているので、すごくスムーズです。

そしてゾーンの区分はパリよりも細かく、柔軟です。
あとは乗り物を利用しまくっていれば、元も取りやすい。
期限一週間、ゾーン1~2を僕は買いましたが
一日の値段は東京のメトロのみ乗り放題チケットよりも安く(当時約210円/ポンド)
バス停もメトロの駅もすぐ見つけられるし、安すぎて仰天するくらいです。

チケットに関してはここまでで、次は駅や乗り物そのものについて。
これに関しては、東京がダントツで素晴らしいかもしれません。

東京、特に地下鉄の利点は、箇条書きするとこのようなことが挙げられます。
①揺れない
②時間に正確
③停車位置まで正確
④車内が広い
⑤ほぼ全ての駅に一つは車椅子向けの広い自動改札口がある
⑥改札に入ってからホームまでのアクセス時間が短い
⑦ほぼ全ての駅にトイレがある。しかも無料。(トイレットペーパー有料はありえそうだが)
⑧清潔である
⑨安全である

改めて東京で地下鉄に乗り、これは驚きました。
①に関しては外国の方が日本は技術立国だというところとの関連が・・・?
ロンドン、パリは双方とも、メモをとろうとしても揺れてとれないような
それくらいの勢いで揺れます。乗り物酔いの気がある人は少し注意かもしれません。

②、③は日本人のマメなところが全開?
ロンドン、パリとも電車の遅れが出ることもあると言われていますが
実際には数分程度。しかしその数分すらなく、あっても謝罪するのが東京。そして日本。
待ち場所に、『ここにとまります』と○で示してくれているのも三都のうち東京だけ。

④は、だからといってロンドンやパリの地下鉄などが狭苦しくてウザいとか
もちろんそんな事はありません。そういう違いもまたそれで楽しいのが旅行です。

ロンドンは向かい合う座席の感覚が狭いので
『対向席に足を乗せないでください』ということを示した警告があるのが印象的でした。

パリは、自分で下ろして座る椅子があったりして、それによって広さが少し変わります。
座席のスタイルは、特急のような感じ?4つの席が固まっている感じで。
でも、通路の広さは東京が一番でした。

⑤が一番意外でした。バリアフリーなんて日本が一番遅れてるかと思っていた・・・
一番出にくいのがパリです。自分で回るドアを押し、更にでかい扉を開けるという
スーツケースを持っている旅行者にもキツいドアが結構あります。
ただ、バスに関しては、ノンステップバスの数は三都とも同じくらいでしょうか?

⑥は、ともすればその国の国防意識も表れているかもしれません。
東京は、半蔵門線等は非常に深く、核弾頭の直撃を受けても耐えれそうなまでの深さ。
しかしながら、ホーム~改札のルートは実にシンプルです。

ロンドンは深い路線が東京以上にあります。
そして、ホームに着くまでの道も、案内はもちろんあるのですが複雑です。
この案内がなければ地下で迷い込むことも十二分にありえることでしょう。
これは、もしかしたら第二次大戦中に
ナチスドイツのV2ミサイルによる爆撃を受けたことも関係しているのではないか・・・

パリはロンドンに比べれば深すぎず、長すぎずといったところでしょうか。
複雑さはロンドンに引けをとりません。

しかし、欧州二都には、このデメリットとは対称に、こんなメリットもあります。
それは、通路に演奏や歌唱といったパフォーマーが出ること。
チップを払う払わないは自由ですが、駅の通路の雰囲気を盛り上げてくれます。

⑦、欧米では有料トイレが一般的というのは結構知られているかもしれません。
地下鉄では、ロンドンでは無料のトイレを見つけることもできました。
パリは、電車の駅でお世話になりましたが、有料でした。
おまけに、トイレのある駅が結構少ないので注意です。
東京だとどこでもあるし、有料なのはあってもトイレットペーパーくらいです。
衛生も、ロンドン、パリに引けを取りません。意外ときれいです。

⑧は、プラットホームでのゴミの散らかり具合で分かります。
結構ペットボトルが多く散乱している駅も時折見られます。
車内に乗れば、より一目瞭然です。

ロンドンの場合は、たまにナッツ殻や新聞紙、雑誌などが散らかっていることも。
東京で、網棚に置くとかいうレベルではなく、半ばグシャグシャで散らかっています。
バスになれば比較的綺麗ではありますが、地下は時折汚いです。
乾燥している気候故に、悪臭がしにくいのが幸いか。

パリは、ゴミに関してはそれほどでもないですが、一番ひどいのは落書き。
車両に落書きがどーんと書いてあったりすることもあります。
凄まじいのは、地下鉄の通路全体に落書きびっしりという状態。
フランスにはラスコーという先史時代の洞窟壁画があるのですが
こんな所でそのDNAを目覚めさせてしまっているのだろうか・・・え、違う?(´・ω・`)

⑨は、『日本は安全な国である』の最たるものを示しているかもしれません。
満員電車でのチカンなどが日本では問題になっていますが・・・

ロンドンはもともとの街が世界の中では治安が良い方なのですが
僕は、ある日に地下鉄の中でキ○ガイ親子のような人々にでくわしました。
僕の前を移動してなにやら金切り声を上げたりFワードを連発したりしている人。
僕はずっと無視していたし、向こうも幸いにして絡んできませんでしたが・・・
次の駅で降りようとしたその直前に、違う女性に絡んできているではありませんか。
その女性は『触るな!』と強い口調でそのキ○ガイ親子の母親に抗議。

そんなすごい光景が見れたのは、観光ガイドにも『悪名高い』と書かれる、
地下鉄の黒い線のノーザンNorthern線。
一週間の滞在で一度だけノーザン線を使いましたが、本当に強烈でした。
この線ではあんなことは結構な頻度で起こるのか?
変な輩が出まくる地下鉄路線、および公共交通の路線というのは
東京では少なくとも聞いたことはありません。

ダイレクトな犯罪の臭いが漂うのは、パリです。
僕の場合は、地下鉄を待っていると変な男がタバコを吸わないかと話しかけてきたこと。
元々タバコが吸える年齢じゃないし、20歳になっても吸うつもりもない。
しかし咄嗟に僕が思ったのは・・・
『これって、麻薬じゃないか?』
ということです。間違いでなかったかもしれません。
英語で話しかけてきましたが、それでも吸わないといい続けたら
フレンドリーな雰囲気で去っていった謎の男・・・油断なりません。

夜の地下鉄は人通りの少ない通りなどは
かなり警戒態勢で歩いていました。
実際、日本人観光客が夜の地下鉄の通路で強盗に遭うとか
そんなケースも頻繁に発生しているそうです。

公共交通、最後は主に地下鉄について言及しましたが
旅行者にも、普段そこに住む人にも足になるもの故に、大事であり、面白い部分です。

次でおそらくラストになると思います(´∀`)ゝ


今日の(・∀・)イイ!こと
昼寝に良い一日でした
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by sannkaku-shikaku | 2008-09-25 00:45 | 旅行記 | Comments(0)
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