2008/9/20 三都比較:空港編
もうすぐ大学の夏期休暇も終わり・・・
小中高の人生には無かった長い夏休みその2。
今年はまた大ボリュームで、思い返せば自分でも驚きいっぱい。
この夏でこんなことしてたのかというのが信じられないくらい。

そんな中、行ってきたロンドン、パリ、東京。
イギリス、フランス、日本の首都と。
それぞれの国の一番でかい都市を見てみて、それぞれ面白い側面が沢山あります。
そしてこれら三都市をそれぞれ比べてみて、またまた色んな物が見えてくる気がします。

通常の旅行記では書式上少し書きにくい
そんな三都比較を色々と箇条でやってみたいと思います。
もちろん、この3つの都市はそれぞれ思い出深く大好きな町です。
比較するに当たって、どれかの町をけなしたり差別したり
そのような意図は故意には持ち合わせてはおりませんので了解の程をお願い致します。

今回は、世界からこの三都にアクセスするための施設―――
『空港』について比較してみたいと思います。

首都に位置するそれぞれの空の玄関。
ロンドン、ヒースロー空港。
パリ、シャルル・ド・ゴール空港。
東京、成田空港。

空の玄関とはまた、ともすればひとつの国の玄関ですが、それぞれ違う様相が見えます。
そして、おそらくは多くの来訪者にとってその国に対する第一印象になることでしょう。

これら空港、それぞれ色んな分野で一長一短あります。

空港『そのもの』の機能や設備は、成田空港が一番かもしれません。
清潔さに関しては、これら3つの中ではダントツでしょう。
日本の第一印象としてのひとつ『清潔な国』の典型がここに出ているかも?
トイレも清潔で、お金(チップ)を払わなくてもいい。
スタッフの対応の良さも、愛想という点ではピカイチでしょう。
(西欧は合理的な志向がアジアより強いというのもありえそうですが)

別の意味のキレイさだとド・ゴール空港(チューブ状の通路とか)もあります。
ただし、この空港は治安の悪さは有名。
現在の段階でまだ更新できていない記事でのお話なのですが・・・
僕はパリに着き、ATMで最初のユーロの引き出しをする際に
いきなり怪しい女の人に絡まれたことがあります。。。危うし危うし。

3つの中で、ヒースロー空港が一番古い感じです。
また、飛行機から降りた後に入国審査の所に行くまで結構道がかなり長いです。
ただ、治安はそれほどまで悪くはないか、と思いました。


しかし、空港の機能で重要なのはそれだけではありません。
空港そのものだけでなく、空港の『周り』もまた重要でしょう。
ここまではなんだか成田がかなりヨイショされてる感じになっておりますが
逆に日本の空港には無く、欧州の空港には存在するもの・・・
いえ、これは日本にとっては致命的ともいえる弱点がひとつ。

それは、空港から町の中心部へのアクセスの良さです。
今挙げた欧州の二つの空港は、ロンドンなら地下鉄、パリなら高速鉄道RERを使い
それぞれの街の中心部まで30分くらいです。
成田だと、JR山手線日暮里駅までなんと1時間近くかかります。
値段に関しても、円換算しても欧州の二つの方がお手ごろ。
(その後の日常での移動に関しては、○日券を買えばかなりお得になるので恐らくOK)

最近、日本の新しい国際空港では
神戸空港、中部国際空港(セントレア)がやっとこの条件を満たしてきたかと思いますが
時すでに遅し・・・。払ってしまったお金はどうにもなりません。特に関空。
国内の空港に関してはこれ以上話すとメイントピックからずれそうなので
今回はこれにて割愛させていただきますm(_)m

日本にあって欧州にあるもの、実はまだあります。
それは、イスラム教の人のための礼拝所です。
人が正座したようなマークで示されているのですが
歴史的に欧州が反目して来た宗教にも関わらず、こういう施設を作れる寛容さと
そして世界中の人を受け入れる準備が実質的にあることを示しているなぁと
すごく感心しました。

欧州は、地中海を越えてすぐ、北アフリカのチュニジアやアルジェリアなど
多くのイスラム教の国がありますし、東へ行けばサッカーEUROカップにも出場した
トルコだってあります。また、フランスはレバノンともかなり友好的な関係だとか。

日本の場合は、最も近いイスラム教の国は
僕の知る限りではありますが・・・インドネシアです。
世界最大のイスラム教徒人口(約2億人)を抱えていて、日本と同じ島国です。
経済発展に関しても著しいことでしょう。
今後は、東南アジアとのビジネス的な移動も多くなりそうですし
このような人達のためにも日本の空港も礼拝所を作るべきなのではないだろうか、
とも考えました。

イラクに派遣された自衛隊が現地民の高い評価を得たという話があったように
アラブなどのイスラム教の国は日本に好意を寄せてくれる国も沢山あります。
今度は日本の方からイスラム教徒の人を迎えて、ラブコールを送っても良いのでは?

他は、空港から街の間に乗り物に乗って楽しむ風景です。
成田はかなり昔、中3のときに羽田に移動するときにバスに乗りましたが
ひたすら高速道路と山で、悪く言えば退屈。。。
結構平凡な感じでしょうか。

ヒースローは、非欧州人にとってはかなりグッとくる光景が見れます。
ヒースロー空港から地下鉄ピカデリー線を利用しロンドン中心へ向かうとき
この地下鉄は、地上を走ります。
その時に見えるのは、ヨーロッパらしい赤レンガの住宅街!
それが多く並び、閑静な雰囲気を出しているのはかなり落ち着く雰囲気です。

そして残るド・ゴール空港。高速鉄道RERでパリ中心まで地上を走りますが・・・
これは、某アレなマンガのネタを使うとこんな感じです。

『ところで、この落書きを見てくれよ。こいつをどう思う?』
『す、すごく激しいです・・・』

そう、ド・ゴール空港からパリ中心部までの鉄道経路で見るのは
壁などに書かれたおびただしい量の落書き。
それも、日本でもチンピラや暴走族が書くような、あのパンクな感じの落書きです。
日本にいる時ですら見ててあまりいい気分がしない落書きが
それをも遥かに上回る物量で壁を埋め尽くしております。

ともすれば、フランスは移民の問題が大きいので
これをやってるのはチンピラフランス人でもなくて移民の人達かもしれませんが・・・
(しかし、サルコジ大統領の『移民は社会のクズ』のような発言には反対です)

さて、今回は空港について述べてみました。
時に僕が思うのは、日本人は海外旅行に行った時に
悪い点があるとそこにすっかり辟易して一気に全く楽しくないような態度になってしまう
そんな人がちょっと多いのではないかなぁ、と思います。

違いに戸惑いが多少あるのは自然なことです。
それは、どの国の人間が、どの異国を旅行しても味わうことでしょう。
僕たちの住む日本だって、他の国の人から見れば戸惑うことも沢山あるはず。
自分の母国が住みよいのは多くにおいて当たり前です。

ただ、その違いが認められず、倦怠感や無念を生み出す素になってしまうような
そんな心の持ちようはかえって損だと思うのです。
そしてこれは、海外旅行だけならず、日常の生活においても繋がってくるのではないか?

色々な場所と比較してみてなるべく客観的に考えてみる。
そういうことをするのも、また面白く愉しい試みだと思います。

次回は、また別の領域で3つの都市を比較してみたいと思います(´ω`)ゝ


今日の(・∀・)イイ!こと
高校の友人からマイミク申請がきたこと
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by sannkaku-shikaku | 2008-09-21 02:40 | 旅行記 | Comments(0)
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