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2008/8/8 光か闇か?
※この記事は、政治・メディアに関わる内容が含まれております。
 苦手な方は、ご注意ください。


北京汚倫オリンピックが始まりました。
五輪という事実は変わりないので
その事実をもとに五輪開会式を見ておりました。

五輪を政治に深く絡めることは本当は避けたいのですが
ここから先は政治的なことも若干量考慮しつつ五輪のことをお話します。

そういうお話をすると警告は致しました。
不快に感じられた方は、この記事を飛ばされた方が良いかもしれません。
当Blogのネタバレの記事みたいに、文字を隠すことはしません。ご了承ください。

日本も見習うべき発想もあったな、というのもありました。
中国はかつて孫子や諸葛孔明といった素晴らしい兵法家がいて
それらの思想は戦闘における戦略以外でも
素晴らしい成果を発揮することも多いことがあるように・・・

選手入場前の演出の、ダイナミックでユニークは演出の発想も
日本にとっては見習うところはあったかもしれません。

これは、オリンピックなどのイベントを華やかにするためだけでなく
もっと広い意味で、生きることにおいても大事なのかな、と思いました。
日本人の武器は繊細さや真面目さですが
欧米の料理にアジアの香辛料をいくらか加えると、料理が美味しくなるように
外国のこういうところを見習っていくらか取り入れていくことも
『美味しい』人生に繋がるのではないかなぁ、と思いました。

しかし、僕は北京五輪にはどちらかというとあまり賛成できないタイプ。
今まで書いたことはその中でも客観的に見てみて素直に思った事を書いてみました。

逆に北京五輪でおかしいと思ったことを皮肉も含めて書いてみます。箇条書きです。

・今回の五輪は世界で最も首脳が集まったといわれているが
 中国はアフリカの独裁的な政権を大いに支持している。
 これは今までの開催国であったヨーロッパやアメリカなどとは随分違う傾向である。
 そのアフリカは国の数がものすごい。
 選手は少ないながらそういうところから首脳がいつもよりゾロゾロ来て
 その結果多くなったのかなぁ・・・と想像。

・侵略と人殺しやりまくってる国が平和のシンボル―――鳩のマークを開会式で示した。
 そうすることで『俺達は平和を愛しているんだぜ』っていうことをアピールしたいのか。
 逆に言えばそうしないとそう思ってもらえないということだろうか。

・中国に50少々いる各民族衣装を着た子供達が中国国旗を持って現れ
 その子供が人民軍兵士らしき男達に旗を渡すシーンが
 ウイグルやチベットが人民軍に奪われたことのパロディに見えなくもない。
 なーんだ、よくわかってるじゃん?

・各国選手入場。日本入場の中国語の国名読み上げはやっぱり声が暗かった。

・反対に喝采が起こった国で印象的なのはオーストラリア。
 現在のオーストラリア耳くそ喰らい首相ラッドはそうとうの中国通。
 胡錦濤を唸らせるほどの中国語レベルという。
 父がオーストラリアはそのうち白人じゃなく中国人ばっかりになると言っていた。

・いよいよ中国が入場したとき、胡錦濤の顔がすごくしんどそうだった。
 これは開催国の緊張だけではなさそうだ。
 もしかしてカメラが写ってないところでFREE TIBETアタックでもされたのか、と妄想。

―――さてさて、どう出るやら、この光と闇の双方を出しかねないドでかいイベントは。


今日の(・∀・)イイ!こと
旅行の計画が一歩進んだこと
by sannkaku-shikaku | 2008-08-09 01:27 | 政治・メディア
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