今日マイMixiに登録してくださった方が
子供を褒めること、について日記を書いていらしたので 自身の経験ももとにして関連した記事を書いてみようと思います。 子供は褒められるとどんどん伸びる――― それは子供は褒められることが大好きだから、だと思います。 ああ、褒められた、また褒められたいから頑張ろう と、一身に努力していくもの。 素直に褒められた事を受け止めて、活力にしていくのです。 僕自身も褒められるの大好きっ子でした(爆) しかし、逆に言えば「褒める」行為と逆の言葉も素直に受け止めるのです。 「悪いことをしたら叱る」のは大人としての責任ですが 「悪い点・短所を叱る」大人はどうか・・・と僕は思います。 例えば子供がテストで自分のベストを尽くして最高点数を出したとします。 惜しくも後一つの問題を落としてしまいましたが 子供にとっては一つの偉業なのです。 「パパ、ママ!僕テストで初めてこんな点とれたよ!」 そこであなたはどうしますか? 子供の偉業を褒めてあげますか? 子供が一つ間違えた所を叱りますか? 前者は子供のやる気を喚起させ 長期的に見たら次には百点をとる契機になるかもしれません。 もしかしたらより後の成績・進学のよさにも関わってくるかもしれません。 (勿論成績、進学の良い子供=必ず良い大人になる、という短絡的な考えを しているわけではありません。念のため。) 褒め方の次第にもよりますが、子供に更なる力を与えるでしょう。 しかし、後者の反応はどうでしょうか。 自身は頑張っても、個人のプライドは崩れるばかりか これは子供が未来へ羽ばたく翼をももぎ取る恐ろしい行為なのではないか。 小さい子供であればあるほど、これは大きな脅威となると思います。 僕は中学くらいの頃に、母にテストで頑張っても悪いところばかり叩かれ それが哀しくて哀しくて当時の担任の先生に漏らした事がありました。 それを聞きつけた母はヒステリー起こしました。 自分が絶対正しいと思い込む性分の恐ろしさ――― そしてそれを分かっているふりをしてしまう恐ろしさ――― それとも自分のやってきた「汚点」がバレて恥ずかしかったのか。 体面ばかり気遣って内面のケガレを見つめるのを忘れたか。 僕にもその遺伝子が流れていてそういう行動も何度となくとってきた。 今もしているかもしれない。気づかぬうちに・・・ 少々話題がずれたことをお詫び申し上げます。 僕の場合はある程度大きかったのと、他に素晴らしい大人たちがいらしたので、 幸い、何とかクサることなくここまで来れました。奇跡と出会いに、感謝。 しかし、心に大きな傷が出来ていることは今でも時折感じることがあります。 親だから、というのが大きな要因だったと思います。 自分を生み出した人にアイデンティティを否定される、と言うと大袈裟か・・・? とはいえ傷があることばかりに嘆いているわけにはいきません。それは甘えだろう。 この負の連鎖を断ち切るためにも、僕は負けてはいられない。 おまえが植えつけたこの闇は、必ず打ち倒してやる。 問題は、僕のようにトラウマへの闘争心をなくしてしまった人達と考える。 闘争、と言わずともそれを処理する力も失ってしまった人達。 そういう人がグレたり、所謂「ネクラ」になったりするのではないでしょうか。 どれだけ努力しても、欠点を探されて全てを否定されてしまう。その結果芽生えるのは 自分は努力しても認められない、必要とされないという気持ち。 暗く、寂しい、暗黒。 今の人々の心が荒んでいるのは 悪いところばかり見つけてそれをけなしてばかりいて その結果みんな心を傷つけて崩壊させてしまったからかもしれません。 悪いところばっかり見てたり文句ばっかり言ってると 人を不幸にするだけでなく、きっと自分も不幸になるでしょう。 冷静にものを見つめれば、どんなものだって長所短所があるでしょう。 しかし短所ばかりに目をつけてそればっかりについて言うのは もはや時代遅れなのだということを感じずにおれません。 悪しき言霊の犠牲になってしまった人たちよ、どうか諦めないで。 あなたに「信念」があり、良く生きるための「熱意」があり 短所ばかり突付いて人を傷つけることが生み出す闇に対して取り組むなら もっと世界は花開く、と僕は考える。 人も物も長所、見つけてみようじゃないか。 それをもっと素直に賛美しようじゃないか。 ↓こんな僕は、今日も試みを続けています 今日の(・∀・)イイ!こと ローソンのおでんのがんもどき?を食べました。ウマイです。
by sannkaku-shikaku
| 2007-08-31 23:45
| 未分類
|
Since 2007.5.27 色々な角度(angle)から見るよう、挑んでみる(try)場所・・・という考えから、大学1年生の時にこのブログを設けました。2012年1月にアスペルガー症候群の診断を受け、以降様々なご理解・ご支援に助けられています。助け合い生きていきたい。趣味の話から真面目なお話まで色々書いています。 byさんかく by さんかく カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2019年 12月
2018年 12月 2018年 06月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2005年 01月 2001年 01月 フォロー中のブログ
Menu
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||