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2015/7/11 No abuses justifiers
※この記事には、特に家庭・親子関係に関する
 ショッキングな内容が含まれている可能性があります。
 お読みの際は、ご注意ください。



電車の吊り広告でもしばしば見かける某雑誌にて、
権威を疑え、みたいな内容の記事が特集されているらしいが
その中でも、親子関係について
我ながらとんでもないと思った記事を見てしまった。

躾の名の下に行われていたことでもあるし
それを行った親の方もここまでのことは知らなかっただろうが
明らかに『毒になる親』『不幸にする親』にも書かれている
『毒親』とやっていることとほとんど変わらず、
それを差し引いても、子供の心に決していい影響を及ぼさない、
歪んだ『愛』を見てしまった。


とにかく衝撃的すぎた。
思い出すだけで眩暈がして心臓が握りつぶされそうな言葉の数々。

そのエッセイ?を書いていた人の親は、なんとその人の子供時代に、
『子どもに人権なんてあると思うな』などと口走ったり、
所構わず、怒鳴り散らして癇癪を爆発させまくっていたらしい。
『誰のお陰で…!』といった類の脅しも日常茶飯事。

ただ、その父親もこのような暴言を吐いたあとは、
その人を食事に連れて行ったりもしたらしいが、
それを差し引いても、『人権なんてあると思うな』は、
あまりにもひどすぎる暴言としか思えなかった。。。
躾の領域を超えている暴言というのか……。
俺の知っている人でも、そんな暴言に頼らなくても、
子どもをしつけられている人もちゃんといる。


それでもそうした言葉を
正しい躾とのたまうバイオレンス★ラヴァーズな皆さんには

『子どもをしつけるのに、
 子供を脅したり暴力を振るう必要はないのである』

という、『毒になる親』の著者、スーザン・フォワード先生の言葉を
プレゼントさせて頂くぜ。
子どもの可能性を信じられないから、
自分のことしか考えられないってことを認めたくないから
そういうことをしちゃうんじゃないの?
それって結局、親がおかしいやんけ。
おかしいことをおかしいと認められないという大人たちは
ヒ●ラーと同等かそれ以上のアブナイ人達ってことかいな?
そうして機能不全家族が増えていって、
日本が愛の歪みまくった国になるのは哀しいこっちゃ……。
(今年はそのヒ●ラーも死んでちょうど70年か)


そんな躾を歪んでなんかいないとか言う人は
この言葉を覚えるといいぜ。
『狂った人ほど自分を正常と思っている』ってね……

俺だって、自分が狂っていない保証はない。

狂って無いって保証を
勝手に自分ひとりだけでしない方がいい、
ってことなんだろうな。
実際、俺が見てきた『狂人』たちは、
皆自分のことを正しいと思い込んでいた。
実際そういう方向に走っていく発想をする人が
虐待によって現れることも
『毒になる親』『不幸にする親』で書かれている。

自分本位の無意識の狂気に
目を向けることを怠り、忠言から耳を遠ざけていれば
自分が自分本位に溺れた分、必ず自分に跳ね返る。
百万の毒牙となって……。

その"毒牙"を向けるのは、
その"狂った"人間が、最も信頼していた人間かもしれない…。


ほんの少しでも、自分を振り返る理性があれば、
そんな傷を負わなくても、済んだかもしれなかったのにね……。


今日の(・∀・)イイ!こと
期間限定のアイスがとてもおいしかったこと

by sannkaku-shikaku | 2015-07-11 23:21 | 葛藤
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