2014/7/19 【旅行記】傷跡へ ~Tsunami Scar~
昨日の夜は一人で、牛タンやら生銀河高原ビールやらで
テンションUP049.gif でしたが、睡眠時間が6時間を切って結構眠いことに(つ∀`)

とはいえ、仙台駅前から石巻駅前へ向かうバス(予約不要)を逃すと
かなり『救いはないんですか!?わお~ん(´;ω;`)』(CV:木吉カズヤ)
なことになるので眠い目をこすりながら起きて仙台駅へ。


【まず、女川へ】
朝の仙台駅は、土曜と言うこともあって
駅前ですがまだちょっと静かです。
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ファミリーマートで、ツナマヨと、三陸産わかめの入ったおにぎりと
ドリップコーヒーを買いまして…
石巻行きのバスに乗ります。

仙台駅を出て、しばらくしたら眠気が勝ってしまい、そのまま寝てしまいました…
しばらくして目が覚めて、窓を見てみたら『石巻』とか書いてあったので
『ああ、ついに来たのだな。津波の地に』と、気が引き締まる思いでした。


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石巻から更に、女川へ…。
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本当は女川まで行く電車なのですが、
女川の駅は津波で流されてしまい、未だに復興せず。
女川の手前の『浦宿』駅までの電車に乗ります。
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電車に乗り、昨日の仙台空港⇒仙台の時のように
"新しい"家家や、曇り空の下の万石浦を見ながら…
浦宿駅に着きました。
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ここからは、代行バスでの移動です。

親切なバスの運転手さんがガイドなどを持ってきてくださいました。
この人も辛い経験をしたのでは…と思うと
その優しさが雨空の下、沁みるのでした…



震災より、3年4か月。
今に残る、震災の傷跡へ。
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土砂の山の上にたくさんの鳥が止まっています。
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女川の"バス停"を降りて、まず見えてきたのは、仮設住宅です…。
人様が住んでいる家なので、撮るのは気が引けたのですが…
今の被災地の状況を、このブログを通してささやかでも伝われば
いいのでは…と思い、載せることにしました。

なるべく人に見つからないようにして、
そして、亡くなられた方、今もここに生きる方へのリスペクトを忘れないようにして
写真を撮っていきます。
(それでも、被災した方々から見たら
 何が分かるんだこのボケ野郎!とやはり言いたくなるのだろうか)
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見た目は、本当に新しい今時のアパートです…。
生活に不自由など無いように見えてしまう、外装です…。
この外装の裏に、どれほどの痛みがあるのだろう。
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もともと一軒家に住んでいた方も多かったであろうこの地区。
物置がたくさん並んでいます。


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因みに、なぜか道路が曲線になっていますが、それにも理由があります。


進んでいけば、その理由が分かりました…。
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仮設住宅は、かつて人々の憩いの場であったであろう、
野球場の上に建てられていたのです……。
大地震、津波を経験したことが無い人間には想像だにできない世界…。

この衝撃は、本当にすごいものがありました…。
おもわず、かつて選手として参加していた人たちが座っていたベンチに座って
考え事をしてしまったほどでした…。


再び、最初に見た仮設住宅へ。

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『記念植樹』
この字を見たこの家の住人の皆さんは、どんな気持ちなんだ…?


未来に向けた開発も進んでいるようです。
でもこれもまた、地元の人らになじみある里山だったりしないのだろうか。
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『共同墓地』……本当に、もう…。 山に向けて手を合わせるしかできない。
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こちらは女川町の、仮設町役場です。
少しでも早く、『仮設』でなくなる日がきますように。
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40分ほどの滞在でしたが、この数十分は本当に濃密すぎる時間でした。
帰りのバスを待っている時、FCバルセロナの服を着た
小学校低学年くらいの男の子と
そのお姉さんと思われる子供たちが2人ほど来ました。

特に男の子が、僕を『アウトサイダー』と気付いたのか、
その僕を見る目つきが、今でも忘れられません…。



この『証明書』も、いつか"いらなくなる"日が来てほしい。
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上に取り残された建物と思われます…。
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浦宿駅に戻ってバスを降りる際、
さっきの親切なバスの運転手さんに、改めてお礼を言いました。

関西から来た、と言った際には本当に驚いていらっしゃいましたが、
今回の仮設住宅を見せて頂いて、本当にテレビ越しでは絶対に分からないことを
感じさせて頂き、考えさせて頂けたことを
自分なりに、西から応援している旨を伝えてみたら
目を暖かく輝かせて喜んで下さいました。
その暖かさが、本当にうれしかった。


女川町。
いつになるかは分かりませんが、必ず再訪したい場所ですね…。

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【石巻 復興マルシェなど】
さて、次はちょっと石巻へ戻ります。
雨の万石浦を通り抜け……。
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ついでに、石ノ森章太郎さん仕様の電車だったので、その内装を撮ってみました。

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やべえ、ロボコンかわええ(;´Д`)
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石ノ森さんのラッピング電車です。
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どうも、009さん……。男前すぎるわ。歪み無ぇイケメーンだな…。
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トイレ案内までどうも009さん…
色んな意味で"腐った"女子な皆さんは
009『う~トイレトイレ』とか想像して萌えたりするんかなあ(ウソ)
……熱烈なファンなら激怒しそうな妄想をしてしまった(;´w`)
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石巻駅から見えたアパートの名前はズバリ『支倉』。
支倉常長さんも、伊達政宗公も驚きやも。
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こちらは石巻駅前にあるカフェです。
うーむ、なんだか見てるだけで、石ノ森ファンでないのに元気出てくる。
マンガの力ってこういうことかのぅ…。
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石ノ森さんの自画像↓
愛嬌たっぷりでかわいらしい( ´∀`)
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駅前はライダーとサイボーグ戦士の皆さんが守っています…と言いたいけど
009、お客さんに銃口向いてないかい(つ∀`)
いや、不審者がいたらこれでズドンするわけか。
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親切なおもてなしを頑張るロボコンさま。
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石巻駅前の風景。
チェーンの居酒屋が結構あります…。
ちょっと都会の薫りがしております。
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こちらの石巻市役所が入っているビルには、
PARCOなども入っているようです。
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少し進んでいくと、さっそく、復興商店街の1つ『ふれあい商店街』が。
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ふれあい商店街では特に買い物はせず、
ちょっと街をぶらぶら。

夜は歓楽街になってそうなところを歩いていたら、
こんな壁画を発見。
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台湾の人が描いた落書きアートのようです。
しかしこのビルも、この絵が無かったらすごい殺風景なコンクリートのビルなのですが
落書きアートと仮面ライダーのおかげで一気に健全な雰囲気に。
芸術って、すげえ……。
芸術がすさんだ心にも潤いをもたらしてくれたのは、僕も経験上分かる。


そして、お腹も空いてきた所で、
2つ目の復興商店街『石巻まちなか復興マルシェ』に到着。
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ライダーさんの後姿が見えるぜ(´w`)
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とりあえず昼食は、このマルシェの中にあった海鮮丼で決定。
カジュアルでオシャレなイタリアンのお店なんかにいそうな
若いお兄さんがお出迎え。

しばらくしてから海鮮丼(1800円)が出てきましたが、
人生で食べた中で一番ウマい&お手頃な海鮮丼でした↓
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ネタが15種類も入っていて、しかもその15種類には、
ウニ、イクラ、クジラ肉、中トロも、少しずつとはいえしっかり乗っていること。
それも、どのネタもすっごい味が濃いんです。
一口食べるたびに、もう本当に『うまい、うまい』と言葉が漏れ出します。

付け合せの味噌汁も、がっつりと鯛の身らしきものが入っていますし、
汁もエキスがしっかり出ていて激ウマでした。

これで1800円は安すぎる…!!!
東京、大阪ならもう+700~1000円はするに違いない。

その後も牛タンつくね、宮城県のサイダーとか食べたり飲んだりしましたが、
なんかもう、全てがウマすぎました。
お土産に、三陸産わかめを練りこんだうどんを買ったので、
寒くなった時期に食べるのが楽しみ( ´w`)

そして、先ほど再訪を誓った女川にも、
こんなお店があるのかなと思うと、わくわくしますね。



ちなみに、このマルシェからはこんな変わった建物も見えます↓
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石ノ森章太郎さんの功績を残した博物館『石ノ森萬画館』です。


せっかくなのでファンでなくても近くに行ってみることにしました…
すると、なんやら曲が流れてにぎやかだし、
カメラ出してる人いっぱいおるなあ、と思ってみたら
こんなものが萬画館の端から出ていたのです↓
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石ノ森キャラクターが動く、しゃべる…なんかそういうの(爆)
ああ、こりゃファンはたまらないでせう…

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萬画館では、石ノ森章太郎さんの名言、
『遊びをせんとや、生まれけむ』を胸に刻むのでした。

また、石巻が被災した際の資料をまとめた本もあったので、
改めて勉強になりました。
一件、普通に復興したかのように見えるこの石巻の商店街…。
震災当時は、船や車の残骸で埋まっていたとか、
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下のゴレンジャー(赤)の右側に、車の残骸が突き刺さっていた、とか。
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因みにこの街中にある石巻キャラクターの像は、
20数体もある中で、2体しか壊滅的状態にならなかったということで
復興のシンボルになっていることも知りました。

この後も、最初に寄った方の復興商店街でパンを買い、
そこのパン屋の方と色々お話をさせて頂けることができました。

その際は、幼稚園を補修するとか言っておいて
壁に新聞紙を張り付けただけ、という"支援"しかしなかった輩もいるということで
思わず激しい言葉が飛び出すほど憤りを感じる話も聞きました。

すみません、大阪人は東北人みたいに口は優しくないんですわあ…(つw`)
でも、向けるべき方向にそれを向けるのは、
ロック系の歌とかと同じで悪くないんでねぇの?とまあ独り言はさておき、
おいしいパンも買って、仙台へ戻ります。


【電車と代行バスで、仙台へ】
帰りは、先にちょっと紹介した石巻駅前の喫茶店
『マンガッタンカフェ えき』でホットコーヒーを買い、電車へ。

このコーヒー、まさに三陸の人々を思わせる優しい、
とってもホッとする味わいでした。本当に忘れられない味。
大阪に戻ってからも、やれおいしいスペシャリティコーヒーとか飲んでますが
これはこれで、本当に忘れ難い1杯でした。
冬に飲んだら、更にそのおいしさが沁みるのだろうな…。

途中、矢本駅からは代行バス区間なので、バスに乗り換えです。
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現在停止中の野蒜(のびる)駅。
駅前にはファミリーマートもあって、便利そうだけど…
(離島に暮らしていたことのある人間にとっては、これでも十分都会に見えます)
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野蒜駅から少し先には、鉄道レールの敷石がたくさん…。
まだまだ、工事はこれからなのでしょう。
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代行バスの着いた先は、松尾芭蕉さんの俳句でも有名な松島。
バスがここに着くまで、意外と時間がかかりました…。
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石巻を出たのが3時で、
仙台に戻ってきたのが午後5時くらいだったでしょうか。
代行バスが思いのほか時間がかかりました(´・ω・`)
そして、初めて被災地を見ておくという試みを、無事に終えたのでした…。


この後、仙台で人と会う用事があったのですが
先に仙台の商店街、本格的なフランス式パン屋(つまりブーランジェリー)で
明日の朝食用のパンを買いました。
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東京にもこのお店があるらしいですが、
どれもこれもC`est bon!!(仏語:おいしい)と
つぶやきたくなりそうなパンばかりで目移りします…

静かで空気の澄んだ田舎もいいけど、やはり都会もいいな。
そして、その繁栄を享受できることに、感謝だなあ……。


その後、仙台駅で宮城土産を色々あさっておりました。
日本酒、缶詰、あとは会社用にクッキー……。
選んで買うのは本当に楽しいです。
真っ当に働けて、お給料頂けて、本当によかった。
明日は、東京で友人に会う予定もあるので
そのお土産にも、日本酒を買うことにしました。
喜んでもらえるかな~…と思って探すのが楽しみです。


その後、ホテルに戻ったら
うっかり手を滑らせてしまい、日本酒瓶4本が入った袋を
床に落としてしまいました!!
思わず、英語で放送禁止になる単語を叫んでしまいました。。。084.gif047.gif

最悪の事態を覚悟しましたが、まだマシなことに
石巻産の日本酒1本(自分用)が割れていただけでした。
明日東京で会う予定の友人に渡すつもりの酒は無事でした。
石巻が、守ってくれたのかな…。


そんなハプニングもありましたが、ホテルで外出準備を整えていると
今日会う予定の方から電話が入りまして…
待ち合わせ場所の変更をしました。

因みに今回、最初はその方1人に会うのかな?と思いきや
その方の趣味友達が4人ほどいらっしゃることになりまして
おお、どんな方がいらっしゃるのか…と思っていましたら
この方々がまた、良い人ばかりでした。
当初会う予定だった方のお陰だと思います。まさに"類は友を呼ぶ"。
4人中3人が宮城県出身の方ですが
宮城県人の魅力にも触れられる貴重な機会でした016.gif

残る1人の方は、大阪出身の方でした。
僕も人のこと言えないですが、
大阪の人間は『どこに行っても絶対方言(=関西弁)をやめない』なんて
言われることがよくありますが…
この方も、関西弁がイイ意味でまる出しでしたw
気さくな大阪のお兄さんを絵に描いたような感じで…024.gif

東北的ぬくもりと大阪的ぬくもり、
あと、今回誘って下さった方の九州的ぬくもりが
三位一体でうまくマッチしている、素晴らしい呑み会でした068.gif071.gif
なんだか、日が経つにつれ良いなあと思える会合でした…。元気の出る会合!

僕だけ趣味仲間でもなんでもないのに、
本当呼んで頂いてしまってよかったのか?と思えるほどです。
…そんな中で、良い時間を過ごさせて頂きました。
今日いらした方々にとっても、自分との時間が
良いものになっていたらいいなあ、と願う日々です。


"噛めば噛むほど味が増す"というのでしょうか。
宮城県に限らず、東北にはそうした方々が多いようですが…
本日お会いした宮城県の方々も、そういう方々ばかり。
奥深い魅力がじわじわくるのですが、これがまたたまりません…。

思えば、自分が最初にお世話になった障害者支援のカウンセラーさんも
東北出身の方で、会合を重ねるごとに絆が深まるのを感じましたね。
大して何も恩返しできなかったことが無念の極みです。


さてさて、良い人との出会いが多すぎて、
風呂入った後には日付が変わってしまっていましたが
明日は先のブーランジェリーで買ったパンを朝食に、
朝7時には仙台駅を出ないといけません。

明日からは、『青春18きっぷ』の解禁日。
宇都宮を経由して、東京へ向かいます!
友の待つ場所へ。


今日の(・∀・)イイ!こと
復興マルシェでPerfumeの『VOICE』が流れてきたこと。
線と線をつなげていこう。


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by sannkaku-shikaku | 2014-07-19 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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