2014/7/18 【旅行記】ようこそ杜の国へ
(※2014年9月21日更新)



旅行1日目、まずは仙台へ。


始発に乗り、関空に向かいます。
前日、寝るのがどうしても遅くなってしまったため、寝不足気味です014.gif

なんば~関空間の南海電鉄では、爆睡してしまいましたとさ。


その後、peachで大阪→仙台と向かいます。
隣が石垣島行きのゲートだったのですが、そっちの方が人いっぱいです。
真夏が始まった、ということで沖縄方面行く人は多いようで…


飛行機に乗ること2時間ほど、初めての東北に着きました。
針葉樹が多く、深い緑の木々が多い印象を受けた仙台。
『杜の国』に足を踏み入れたのでした。


【仙台空港】
手荷物預けも無かったので、速攻で出口に向かってみたら
あと半月ほどで仙台の七夕祭りということもあり
七夕飾りがお出迎えです。
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これ、本物はすげぇんだろうな…。


JR仙台駅へ続く電車に乗りますが
一本逃すと、15~20分くらい次のが来なさそうだったので
急いで駅に向かいました。
……くそお、まだ眠いってばよ(つw`)
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仙台空港→JR仙台駅の車窓から、気付いたことがあります。それは…


見渡す限り、"新しい建物"ばかりだということです。


もう、語るまでも無いでしょうが、さっそく震災の爪痕を見た気がしました。
2011年3月11日から数日間、
仙台空港は津波が運んだ泥で覆われしまい、孤島のようになっていました。
その時のテレビ映像は、今でも鮮明に覚えています。
本当に、10年は経っているような建物が全然見当たらないのです。

今年、ソチで栄冠をつかんだ羽生選手(フィギュアスケート)の家も
震災で破壊され、『スケートどころじゃない』と本人も悩んだと言いますが
彼も感じたであろう生々しい痛みと葛藤を、
少しでも感じられたような気がしました…。
震災の被害が比較的少なかった関西在住の自分でも、
見た感じの復興だけ見て、両手をあげて喜ぶことはためらわれるほどでした。

一方では、大きなスポーツショップやIKEAなどもオープンしております。
元以上の活気で盛り上がるといいですね…。


午前10時ごろ、JR仙台駅に着いて、まず見てみたのが路線図です。
未だに路線が復旧していない所はどうなっているんだ…?と
震災の爪痕をこの目で見ておくためです。

福島県で代行バス運行期間となっている部分が
きっぷ券売機上の路線図で示されています。
他にも、女川等がそう表示されていました。
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この紫色のシール、剥がれる日はいつ来るのだろうか。
1日も早く、剥がれる日が来てほしい。
ここに来て実感する、震災の爪痕。


さて、今回の旅の目的は震災の爪痕をリアルに感じておくこともさることながら
(関西からだと、東北行くのってちょっとハードルが高いんですよ…orz
 本当、peachさまさまです。)

まずは東北の第一歩目として、東北最大都市・仙台の魅力をたっぷり堪能します。

下の写真は、仙台駅前の仙台PARCO。
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下写真、仙台市の周遊バスである"るーぷる仙台"に乗って
瑞鳳殿など、仙台の名所を回ります。
(写真は大崎八幡宮の前を止まるるーぷる仙台)
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まずは、仙台発展の礎を築いた伊達政宗も眠る、瑞鳳殿へ。


【瑞鳳殿】
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雨が降ってくるなか、瑞鳳殿に到着です。
結構ここで降りる方もたくさんいました。
バスの中で関西弁をしゃべっていた初老のご夫婦も……。

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京都の寺院・神社も、数えれば10カ所以上は行ってるだろう僕ですが
ここ、仙台はやはり緑の濃さを感じます。これが『杜の国』。
大学卒業前、マレーシアに降り立った時に感じた緑の濃さとは、
また全くの別物です。

7月でしたが、気候の涼しさからか
まだアジサイが満開に近いくらい咲いておりました↓
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入場券を買って、中に入ります。
るーぷる仙台の1日乗車券を見せると、割引サービスを受けられます065.gif

入って間もなく、政宗さんの眠る御殿に到着。
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この写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、
中国の様式を取り入れたらしく、
とても色鮮やかで技巧を凝らした建物になっています。
去年、台湾に行った時に見た龍山寺に近いものを、確かに感じました。
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最後は、下の資料館を見に行きます。
こちらにはなんと、発掘された伊達政宗さんの遺骨などの実物も。

現代の技術で再現した伊達政宗の実際の顔かたちはこうだったのではないか?という
リアルな再現図などもありました。
(なお、生前の政宗さんのご意向のため、両目が存在している肖像になっています)
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下は、政宗さんのご子孫が眠る『感仙殿』。
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このころには雨も止みはじめてきました。
静かで、透き通った空気が肺を、体中を駆け抜けていきます。
呼吸をするほど、仙台が好きになる。
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帰りは、雨でぬれた石段にちょっと注意しながら
ゆっくりと降りていくことにしました。
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階段を下りてまもなく、るーぷる仙台がやってきたので
次の目的地へと向かいます。


【仙台市博物館とその周辺】
ちょっと仙台のことを知りたいなと思い
仙台市博物館へ。
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中は写真撮影禁止だったので、写真はありません。
ただ、この時ちょっと眠かったのと
興味関心がぐわっとかきたてられるものがなかなか出会えず……
沖縄の博物館を見たときのようにはなかなかなれずでした。
関空出る前に飲んだ、セブンイレブンのコーヒーでは足りなかったか?(´w`;)

障害者手帳持ってる人は入場無料と聞いたので
うわー手帳持ってくりゃよかった(つw`)なんて
ドケチなことばかり考えていました…
博物館を運営する方々の立場に立つと、我ながら不謹慎かも(´w`;)


さてさて、時間配分を考えつつ
昼前にちょっと博物館を出まして…。

すると、そこにはかつて仙台で暮らしていたこともあるという
中国の文豪、魯迅の胸像が。
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下には『日中不再戦の植樹』なるものもある。
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今なお軋轢はあるけれど、本当に、"不再戦"であってほしい。
今の時代は、向こうが本当に露骨に喧嘩ふっかけてきている。
それは日本以外の国に対しても。
アジア不再戦、であってほしいものだ。
戦争ばかりしてきたヨーロッパは、それに気づいてきた。


…さて、ちと独り言が長くなりましたが
魯迅だけではなく、やはりこの御方もいました↓
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政宗公の胸像。かっこええ……。
『戦国BASARA』とは違う意味でめちゃ男前です。
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お次は、仙台市博物館から徒歩で山道を抜け、
仙台城跡公園(政宗さんのデカい騎馬像で有名な場所)に行きます。


【仙台城跡公園】
山道上って数分ほど、立派な石垣が見えてきて
『おお、これが城跡か!石垣すっげえ~』と思わず感動。
(ここ上っている時も、濡れたアスファルトでスッテンコロリンしないか
 ちょっとドキドキしながら上がっていました。)
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歩いている時、ドイツ語と思しき言葉を話している外国人観光客数名とすれ違う。
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お伊勢さんのみならず、靖国さんへの参拝を呼びかけている看板がありまして
『おぉ、こんな所にも…』と嬉しい驚き。
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ああ、こういうの見てたら靖国さんに行きたくなってきたじゃまいか(つw`)
今年東京行ったけど、行けてないなあ。
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護国神社は、この城跡公園の中にあります。
まずは、政宗公騎馬像で有名な城跡のてっぺんへ。
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陸前高田の『奇跡の一本松』をなんだか彷彿とさせる木。
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かつて城があった時は、海(荒浜地区。後述)まで見えたという…。
しかし、仙台の発展ぶりがよく分かります。
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政宗公の騎馬像をパシャパシャ。
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この辺りは『おもてなし武将隊』がよく出現します。

お次は、公園内をふらふら歩いていたら
先の護国神社にたどりつきました。
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特攻隊を悼む碑も…。
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ここで、ちょっとお腹も空いてきたので
ちょっと仙台らしい&値段が高すぎないものを食べようと思いました。

下写真、おしゃれな牛タンのお店があったのですが
値段も1000円以下のカレーを味わうことにしました。
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高級ホテルのような上品でおしゃれな
お店の雰囲気も相まって、とても美味…(*´Д`)
サラダも、チーズ風味のドレッシングがかかっていておいしい。
心もお腹いっぱいです。仙台の優しさってええなあ。

そしてお土産屋では、笹かまぼこを試食させて頂き(←激ウマ)
おやつに、仙台名物・ずんだ餅を買いました。
カップサイズ、団子も3つほどで食べやすいです(´∀`)
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これを食べながら、さっきの政宗公の像の所を歩いていると、
いきなり『ずんだ餅っ!!!』という掛け声がきこえてきてめちゃくちゃビビりました。
声の主は、観光客の記念写真を撮っているおもてなし武将隊の人たちでした。

……俺を見て言ったんじゃないんだろうな(´w`;)


気を取り直して、おいしくずんだ餅を頂いてからは
るーぷる仙台に乗って、大崎八幡宮へ向かいます。


この道中、うんちくのすごく面白いバスの運転手さんが
街の面白さをバスガイドよろしく教えてくださりました。


この仙台城公園は、護国神社のある関係で、
色々と間違った方向性で国を『愛している』人達が出没し、
その際に珍☆演説をしでかしたこともあっただとか

道中に東北大学のキャンパスを通り、
部室棟の横を通る時(普通に通っていたらおそらく見逃していた)には
東北大学は"鳥人間コンテスト"の強豪校であり、
その部室もここにあるんですよ……とか

東北大学キャンパス内は坂道も多く、
冬は雪や路面凍結による転倒事故がアブナイ、とか

100年ほど前に作られた車を工学部が所持しており
今でもエンジンをかけられるように日々整備してあるんですよ、とか…

もう少し、このバスに乗っていたいほどの面白さでした。
ですが、るーぷる仙台は片道通行であるため
このまま乗ってしまうと、大崎八幡宮に行くのに
また多大な時間を消費してしまうので、諦めました…
でも楽しかったです(´∀`)


【大崎八幡宮】

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緑いっぱいの石段を上っていきます。
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ここもアジサイがしっかり咲いておりますねぇ…。
6月は京都で満開のアジサイを味わい、
更に7月でも満開のアジサイを味わえる…
関西の人間にとっては、すごいぜいたくなことです。
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ここも、七夕飾りがきれいです(*´w`)
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竹と短冊でお出迎え
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御殿の鈴を鳴らす縄(これ名前なんて言うんでしょう…)が
七色で彩られております。珍しい……。きれいだ。
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瑞鳳殿に負けず劣らずのカラフル具合です。
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こちらでは、楽天イーグルズ(野球)や、ベガルタ仙台(サッカー)など
仙台を拠点にするスポーツチームの必勝祈願の大きな大きな絵馬が(´∀`)
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【荒浜被災地跡】
さて、るーぷる仙台に乗って、スタート地点の仙台駅に戻った後は
いったんホテルにチェックインし、仙台市内の被災地である
若林区・荒浜まで自転車で向かうことにしました。
片道8~10kmと、かなりの距離がありますが
時間をかけて、涼しい仙台を突き抜けます。

途中、自転車では結構危ない細い道も通りつつ
片道50分くらいかけて行きましたが、
そこで見て感じた、衝撃の光景……

別記にて、書き綴っております。
詳しくはコチラ


【夜の仙台駅周辺】
さて、荒浜地区を見終わって、仙台駅に戻ってきたのは午後8時くらいでした。
ちょっと商店街をぶらぶら回ってみましたが
途中、なんだか場の雰囲気が悪そうで
なんか頽廃的なオーラが出まくっている人たちが増えてきたエリアもあって
きびすを返して引き返したこともありました。
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夕食は、昼は牛タンを一応食べたから魚にしようと思い、
『仙台づけ丼』を狙ったものの、お店が満員で入れず(´・ω・`)

なら、昼は牛タン食べたとはいえカレーだったし
この際、しっかり牛タンの味を味わっておくべきじゃないのか…?と思い
明日、お会いする予定の方に教えて頂いた牛タン屋『利久』で
牛タンを味わうことにしました。
(※利久は、JR東京駅やソラマチ、新宿ルミネ、
  JR大阪駅エキマルシェやあべのハルカス内にも支店があります。)

ということで、仙台駅に向かいます。

午後9時くらいの入店でしたが、仕事終わりと思われる人たちで
店内はものすごく盛り上がっております。
僕は数少ないおひとり様でした(´∀`)

出された牛タンに、テールスープ、とろろ、ごはん……。
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一口、牛タンを噛んでみると、口中に広がる牛肉のうまみ!
テールスープも、牛のエキスを感じますが
東北の人々の、冒頓としているけれど根はとても優しい気質を思わせるような
身体に染み渡るうまさ…。

カレーだけじゃなくて、本当の牛タンを味わって本当によかった!と思えました。
値段は決して安くないですが、さっすがです。
そして、お店を教えて下さった方には感謝です…
明日会えるの楽しみ(*´Д`)
震災の爪痕を拝んだ後、人々の世界の平和と繁栄への
感謝の気持ちのようなものが染み渡るのでした…。


最後は、ちょっとぜいたくにお酒も味わいたいかな…と思い
仙台駅近くの、生の『銀河高原ビール』が呑めるお店を見つけたので、
ちょっと一杯、行ってみることにしました。

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さすが東北地方、岩手が本場の銀河高原ビールの生を
こんな便利な場所でホイホイ呑めるなんて……!
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"生"銀河高原ビールは最高のウマさでした068.gif071.gif ウヒョーッ
お店の仲は常連さんでいっぱいで、大いにもりあがっておりました。まさに、花金。


明日は、石巻・女川に行きます。
荒浜地区とはまた別の、被災地へ。
平和と繁栄に感謝しつつ、行ってきます。


今日の(・∀・)イイ!こと
peachの出発ゲートの売店でサッカー雑誌を立ち読み、良い情報を得たこと

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by sannkaku-shikaku | 2014-07-18 00:00 | 旅行記 | Comments(0)
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