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2012/10/9 もしもiPS細胞があったなら
※2012年10月22日更新


山中教授、ノーベル賞受賞おめでとうございます(*´∀`)
ロンドン五輪に並ぶ、日本の名誉ある時ですね♪


山中教授が研究してきたiPS細胞が実用化されれば、
皮膚の細胞から、心臓などの組織を作ることができる…
果ては、脳の組織も作れるらしい?

はて。
脳の組織とな(´w`)!


それなら、脳の先天的な機能障害である、
発達障害や知的障害も治すことができるのか…?

僕も、健常者より機能が劣っている部分に
そういう神経細胞やらをiPS細胞で作って入れたら
健常者みたいに空気読んだりできるのか……??(´・ω・`)q

ただ、果たしてこのようなことができるとして
自分がそれをしたいか、と言われると、
その答えは、どちらかというと『NO』だったりします。
理由は、手術が怖いという理由ではありません…。

確かに、今より生きやすくなるかもしれないし、
今まで僕が抱えてきたフラストレーションも軽減されるかもしれない。
まあこれでも、自分の器(=障害)を理解して、実際に行動・協力してみて
生まれてから去年までより、ずっと幸せに生きれているんだけどなあ。


うまく答えられませんが、
なんだか、自分が自分で無くなるような気がするし
かえって発達障害への無理解、差別が助長されて、
人類が存続する限り、何パーセントかの確率で生まれる
発達障害者や知的障害者。

そんな僕らの子供たちが、一方的に『治療対象』にされていいのかな。
そんな社会は本当に素晴らしい未来なのだろうか、と考えてしまうのです。
『弱者』を排除したり蹴落としたりする社会、
それはもはや、人間の社会ではなく、獣の社会かもしれない……。

特に、自閉症や知的障害を持つ子供たちは、
確かに高校、大学レベルの知識を解することは難しいかもしれないけれど
芸術分野などで、それはそれは素晴らしい才能を開花することもある。
その超!極端な例が発達障害の一種『サヴァン症候群』。

絵の才能を持つあるサヴァン症候群の子供に、言葉を一生懸命教えて
ついにその子が言葉を解し、操れるようになったときに、
その子がはたと、それまで描けていた
実に素晴らしい絵が描けなくなったといいます。
支援者の人たちは、このことを非常に後悔したそうです…。


さて、iPS細胞から少し話題が逸れましたが
まずiPS細胞で、僕よりも救われてほしい人がたくさんいます。
例えば、山中教授の研究に協力した、筋肉が骨に変わる難病を持つ少年。
彼らのような、脳よりも身体機能で苦しむ人たちが
先に救われてほしいと思う。

僕にも、心臓や肝臓の病を抱える友人がいるし
彼らのような人たちこそ先に、一刻も早く、救われてほしい。


山中教授は、今後は実用化に向けての研究を続けるために
『一刻も早く研究室に戻りたい』とのことです。
さらなるご努力の発展と、そして、
山中教授の成果が真に人々を幸福に導くものとなるよう、願います。


追記:
今回のiPS細胞の件では、『五体不満足』の乙武さんも
ツイッターにてつぶやき。僕と似たようなこと考えのつぶやきでした。
僕の考えていることが、あの乙武さんとも似てきたというのは
なんだか自分でもすごい驚きでもあります。恐れ多きかな……m(_;)m
iPS細胞の手術?を美容整形に例えてみた表現はお見事↓

乙武さん:『じゃあ、なんで、みんなは自分の顔を好みにする整形手術を受けないの?』


今日の(・∀・)イイ!こと
長年の友人からのメールが嬉しかったこt
by sannkaku-shikaku | 2012-10-10 22:30 | 未分類
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